きっ‐かけ【切っ掛け】
1 物事を始める手がかり。糸口。また、原因や動機。「事態打開の—をつかむ」「ふとした—で知り合う」 2 歌舞伎などの舞台で、俳優の出入り、音楽・照明の変化などの進行上の合図となる動作やせりふ。「...
きめ‐こみ【木目込み/極め込み】
1 押絵の一。和紙をはり重ねて厚くつくった紙に、綿を入れないで平らに切れ地をはりつけたもの。 2 俳優の化粧法の一。鼻をくっきりと高く見せるために、鼻すじに白粉(おしろい)を濃く塗り、左右を薄く...
きゃく‐えん【客演】
[名](スル)俳優や音楽家などが、自分の所属していない団体に招かれて出演すること。「人気俳優の—で話題を呼んだ公演」「—指揮者」
きゃく‐ほん【脚本】
演劇や映画などの仕組み・舞台装置、俳優のせりふ・動作などを記したもの。台本。本。映画・放送ではシナリオともいう。
きゃっ‐こう【脚光】
舞台の前面の床から俳優・歌手などを照らす光線。フットライト。
きゅうきん‐づけ【給金付け】
歌舞伎俳優などの1年分の給料を書き出すこと。また、それを一枚摺(ず)りに印刷したもの。給金表。
きょういく【教育】
田中千禾夫の戯曲。昭和29年(1954)、作者自身の演出により俳優座が初演。同年、第6回読売文学賞受賞。
きょう‐えん【共演】
[名](スル)一緒に演じること。主役格の俳優・歌手などが二人以上一緒に出演すること。「日米の名優が—する」
きょう‐えん【協演】
[名](スル)協力して演奏、または出演すること。異なるジャンルの演奏家や俳優が、同じ舞台で演じることにもいう。「邦楽奏者とオーケストラの—」
きょうじんなおもておうじょうをとぐ【狂人なおもて往生をとぐ】
清水邦夫の戯曲。副題「昔、僕たちは愛した」。昭和44年(1969)「テアトロ」誌に発表。同年3月、俳優座劇場にて初演。