プロバンス‐アルプ‐コートダジュール【Provence-Alpes-Côte d'Azur】
フランス南東部、ローヌ川下流東部の地中海に面する地方(レジオン)。前2世紀、ローマ帝国最初の属州(プロウィンキア)となった。地中海性気候を利用した果樹栽培や重工業などのほか、ニース・カンヌなどで...
へ・る【謙る】
[動ラ四]へりくだる。謙遜(けんそん)する。「かかる事は多くこそ候はらめと、—・りもおかず言ひければ」〈著聞集・一一〉
へろへろ‐や【へろへろ矢】
勢いのない矢。「清盛などが—は物の数にてや候ふべき」〈保元・上〉
べく‐さかずき【可杯/可盃】
《「可(べく)」の字は、もと日用文・手紙文などで「可行候(ゆくべくそうろう)」のように、必ず上に置いて下には置かないところから》飲みほすまでは下に置けないように底に小さい穴をあけた杯。酒をつがれ...
べく‐そうろ・う【べく候ふ】
[連語]「べし」を丁寧に表す。中世以降、多く手紙文に使われた。…ましょう。…でしょう。…するつもりです。「万あすあさての程にまゐり候うて、申し候ふ—・ふ。かしこ」〈実隆公記・文明六年正月四日五日紙背〉
べく‐ない【可内】
《「可(べく)」の字は、もと手紙文などで「可行候(ゆくべくそうろう)」のように必ず上に置くが、それを「ない」で否定して、下に付くの意。人名になぞらえて「内」を当てた》江戸時代、武家の下男の通称。
ベックウィズ‐ウィーデマン‐しょうこうぐん【ベックウィズ・ウィーデマン症候群】
臍帯ヘルニア・巨舌症・巨人症を主な特徴とする先天奇形症候群。BWS(Beckwith‐Wiedemann syndrome)。→ゲノムインプリンティング異常症
べっ‐そう【別荘】
ふだん生活している家とは別に、避暑・避寒・休養などの目的で気候や風景のよい土地につくられた家。
ベロ‐どくそ【ベロ毒素】
《verotoxin》食中毒を起こす腸管出血性大腸菌(O157など)が産出する毒素。腎臓を障害し、溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症させる。名称は、病原因子の探索で用いられたベロ細胞に由来する。
べんじょ‐めし【便所飯】
便所の個室で弁当などを食べることをいう俗語。 [補説]学校や職場で、一人で食事をとる姿を見られたくないために、他人のいない場所で食事することを表した語という。→ランチメート症候群