だいいちいんしょう【第一印象】
《原題First Impressions》オースティンの小説「高慢と偏見」の執筆当初の題名。
だれかがさわった【誰かが触った】
宮原昭夫の中編小説。ハンセン病療養所内の中学校に赴任した女性教師が病気に対する偏見や差別に苦悩する姿を描く。昭和47年(1972)発表。同年、第67回芥川賞受賞。
どうわ‐きょういく【同和教育】
被差別部落の人々に対する差別と偏見を撤廃するために行われるいっさいの教育的活動。あらゆる差別の撤廃と人権の確立を目ざす。
どく‐だん【独断】
[名](スル) 1 自分ひとりで物事を決断すること。また、その決断。「社長の—」「取引の開始を—する」 2 自分の思い込みだけで、公正を欠いた判断をすること。また、その判断。「結論が—に陥る」「...
にじ‐ひがい【二次被害】
ある被害が原因となって起こる、新たな被害。特に、犯罪の被害者が、司法・医療関係者の不適切な対応、マスコミの誤報や過剰報道、周囲の偏見などによって精神的苦痛を受けること。
バイアス【bias】
1 織物の布目に対して斜めであること。また、それに沿って裁った布地。バイヤス。「生地を—に使う」 2 「バイアステープ」の略。 3 真空管やトランジスターを適切に作動させるため、その端子間に加え...
バイアスが掛(か)か・る
《バイアスは先入観・偏見の意》先入観にとらわれている。色眼鏡で見る。「考え方に—・っている」
バハーイー‐きょう【バハーイー教】
《(アラビア)Bahā'ī》19世紀後半、バーブ教の分裂後、神の啓示を受けたイラン人バハーウッラー(本名ミールザ=ホセイン=アリー)の創始した一神教。世界平和、男女平等、偏見の打破、貧富の格差の...
ひが‐め【僻目】
1 両眼の瞳の方向が異なる目。やぶにらみ。 2 見まちがうこと。見誤り。「雪と見たは—か」 3 物事をかたよった考えで判断すること。偏見。「僕の—かも知れぬが」〈森田草平・煤煙〉
ひさべつ‐ぶらく【被差別部落】
近世初期以降、封建的身分制で最下層に位置づけられた人々を中心に形成され、現在もさまざまな差別を受けている地域。明治4年(1871)の解放令によって法的差別は解消されたが、社会的差別や偏見、それに...