もよおし【催し】
1 人を集めて興行・会合などをすること。また、その興行・会合など。催し物。「歓迎の—を開く」 2 人をうながすこと。催促。「殿の御心とおぼし立ちたるか。御—か」〈宇津保・蔵開下〉 3 物事を誘い...
もよおし‐がお【催し顔】
[名・形動ナリ]うながすような顔つき。また、そのさま。「草むらの虫の声々—なるも」〈源・桐壺〉
もよおし‐ぐさ【催し種】
ある感情などを引き起こすもとになるもの。誘い出すきっかけ。「物思ひの—なめり」〈源・須磨〉
もよおし‐ぜい【催し勢】
かり集められた軍勢。「国々の—なんどを向けては叶(かな)ふべきとも覚えず」〈太平記・二六〉
もよおし‐もの【催(し)物】
人を集めて行う、いろいろの会や演芸など。