くた・つ【降つ】
[動タ四]《「くだつ」とも》 1 盛りを過ぎる。衰える。「わが盛りいたく—・ちぬ」〈万・八四七〉 2 日が傾き夕方に近づく。また、夜半が過ぎて明け方へ向かう。「日—・つなへに消(け)ぬべく思ほゆ...
くっせつ‐ピラミッド【屈折ピラミッド】
《Bent Pyramid》エジプト、ナイル川下流西岸にある古代エジプトの王墓群(ネクロポリス)、ダハシュールにあるピラミッドの通称。古王国第4王朝の創始者でクフ王の父であるスネフル王が建設。基...
けいしゃ‐かく【傾斜角】
地学で、地層の層理面または断層面の水平面からの傾きの角度。
こうそくど‐せい【高速度星】
太陽に対する空間運動の速度が秒速60〜70キロメートル以上の星。太陽近傍約300光年以内の恒星の多くは空間運動の平均速度が秒速20キロメートル程度なので、これを大きく上回る速度の恒星をさす。その...
こう‐ばい【勾配】
1 水平面に対する傾きの度合い。傾斜。また、斜面。「—の急な坂道」「—を登る」 2 数学で、直線の方向を示す数。直線がx軸の正の方向となす角の正接で表される。傾き。方向係数。 3 物理学で、速度...
ころび【転び】
1 ころぶこと。倒れること。転じて、失敗すること。「七(なな)—八(や)起き」 2 江戸時代、キリシタンが幕府に弾圧されて仏教に改宗したこと。また、その人。ころびキリシタン。 3 売春すること。...
さげ‐すみ【下げ墨】
《「さげずみ」とも》 1 大工が、柱などの傾きを、おもりのついた墨縄を用いて測ること。垂準。 2 おしはかること。思量。「信玄公御—少しもちがはず候ふと感じ奉る」〈甲陽軍鑑・一〇〉
さげ‐す・む【下げ墨む】
[動マ四]《名詞「下げ墨(すみ)」の動詞化》 1 墨縄を下げて、柱などの傾きを調べる。「城の南北を—・み給うて」〈太閤記・一〇〉 2 おしはかる。思量する。「人ヲ—・ム」〈日葡〉 「何にも余分を...
シック‐ビル
《sick buildingから》経営悪化の会社。傾きかけた会社。本来はビル管理用語で、換気が不完全な建物のこと。
しな・ゆ【萎ゆ】
[動ヤ下二]しおれる。しぼむ。「君に恋ひ—・えうらぶれ我が居れば秋風吹きて月傾きぬ」〈万・二二九八〉