のぼり‐がま【登り窯】
陶磁器を焼く窯の一。丘などの傾斜面に階段状に数室から十数室の房を連続して築いたもの。第一室の燃焼の余熱を各室に利用する。中国・朝鮮で開発され、日本では朝鮮系の唐津焼が初めて築いた。 [補説]書名...
のり【法/則/典/範/矩】
《動詞「の(宣)る」の連用形が名詞化したもので、神仏・天皇の宣告の意からという。一説に、動詞「の(乗)る」の連用形からとも》 1 守るべき規範。法律。おきて。「—を守る」 2 手本。模範。「後進...
はいじょ‐アート【排除アート】
公園や広場・沿道など、誰でも立ち入れる場所への居座りや目的外利用を防ぐために設置されたオブジェ。座ったり寝転んだりしづらい突起や傾斜を持つものが多い。排除デザインの1つ。
はいじょ‐デザイン【排除デザイン】
その上に寝転んだり長時間座ったりすることがしづらいよう、突起や傾斜などを敢えて持たせたデザイン。排除アートや排除ベンチなどに見られる。
は‐いた【羽板】
1 船の舵(かじ)の板状部分。 2 窓などに、幅の狭い横板を一定の傾斜をもたせて何枚も取り付けたもの。直射日光や雨を防ぎ、空気を通す。ルーバー。がらり板。鎧板(よろいいた)。錏板(しころいた)。
ハトシェプストじょおう‐そうさいでん【ハトシェプスト女王葬祭殿】
《Mortuary Temple of Hatshepsut》エジプト南東部の古代都市テーベ(現ルクソール)のナイル川西岸にある葬祭殿。新王国第18王朝の第5代女王ハトシェプストにより造営。切り...
ハンプ【hump】
《こぶの意》 1 貨車を行き先別に仕分けするため、操車場内に設けられた小高い丘。貨車は自重によって傾斜面を下り、行き先のレールに導かれる。 2 自動車の速度を落とさせるため、道路上に設ける高さ1...
バックウオーター【backwater】
下流での水位変化の影響が上流に及ぶこと。豪雨などで本流の河川水位が高くなると、傾斜が緩やかな支流の水位が、本流との合流地点より上流で急激に高くなる現象をいう。堤防が決壊し、甚大な被害を及ぼすこと...
バラスト‐タンク【ballast tank】
船舶の喫水、傾斜などを調節するための船内の水槽、または油槽。→バラスト水
バルハン【barchan】
砂漠地帯で見られる典型的な砂丘。上から見ると三日月形で、風上側は緩やかな勾配の凸面を成し、風下側は急傾斜の凹面で両端が角のように延びる。風が強い割に砂の供給が少ない場所で見られる。バルカン。三日...