じゅ‐え【受衣】
禅宗で、弟子が師から法を受け継いだしるしとして、僧衣を受けて着ること。伝衣(でんえ)。
すみぞめ‐ごろも【墨染(め)衣】
黒色の僧衣やねずみ色の喪服。
すみぞめ‐の‐そで【墨染めの袖】
墨染め衣の袖。また、僧衣や喪服。「おほけなく浮世の民におほふかな我が立つ杣(そま)に—」〈千載・雑中〉
ぜん‐え【染衣】
墨染めの僧衣。法衣。
そう‐え【僧衣】
⇒そうい(僧衣)
そう‐ふく【僧服】
僧尼の着用する衣服。僧衣。
にゅう‐どう【入道】
[名](スル) 1 仏語。 ㋐煩悩を断って悟りの境に入ること。 ㋑出家・剃髪(ていはつ)して仏道に入り修行すること。また、その人。「寂照は—してから、ただもう道心を持し」〈露伴・連環記〉 2 皇...
ふんぞう‐え【糞掃衣】
仏語。ぼろ布を洗ってつづり合わせて作った僧衣。衲衣(のうえ)。
へん‐さん【偏衫/褊衫】
《「へんざん」とも》僧衣の一。両袖を備えた上半身をおおう法衣。下半身に裙子(くんす)をつける。転じて、僧衣。
へん‐とつ【褊綴/褊裰】
褊衫(へんさん)と直裰(じきとつ)とを折衷した羽織のような僧衣。脇裾を15センチほど縫っていない。空也堂の鉢叩(はちたた)きが着たが、江戸時代には医師などが着用。へんてつ。