ゆう‐じん【優人】
1 俳優。役者。「紅粉を粧い、人を誑かす—」〈増山守正・西京繁昌記〉 2 みやびた人。やさびと。「凡そ好色—のなからひ、あの妻をかさぬる衣々の別れを慕ふ朝に」〈宴曲抄・下〉
ゆう‐せい【優勢】
[名・形動]勢い・形勢などが他よりすぐれていること。また、そのさま。「—を保つ」「—な展開」⇔劣勢。
ゆう‐せい【優性】
「顕性」に同じ。⇔劣性。 [補説]遺伝学用語としては、かつて「優性・劣性」が用いられたが、遺伝子に優劣があるという誤解を避けるため、平成29年(2017)に日本遺伝学会が「顕性・潜性」への変更を...
ゆう‐せい【優生】
良質の遺伝形質を保つようにすること。
ゆうせい‐いでん【優性遺伝】
「顕性遺伝」に同じ。⇔劣性遺伝。
ゆうせい‐いでんし【優性遺伝子】
「顕性遺伝子」に同じ。
ゆうせい‐がく【優生学】
人類の遺伝的素質を向上させ、劣悪な遺伝的素質を排除することを目的とした学問。1883年、英国のF=ゴルトンが提唱。ユージェニックス。
ゆうせい‐がち【優勢勝ち】
柔道の試合で、勝敗を決める一本がなかったとき、試合内容の判定によって勝ちとなること。
ゆうせい‐しゅじゅつ【優生手術】
生殖腺を除去することなしに、生殖を不能にする手術。優生保護法に基づいて行われた。精管や卵管の結紮(けっさつ)などの方法を用いる。断種。
ゆうせい‐の‐ほうそく【優性の法則】
「顕性の法則」に同じ。