いつせ‐の‐みこと【五瀬命】
鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)の子。神武天皇の兄。神武天皇とともに九州から東征し、紀伊で没したといわれる。
いで【井手】
京都府南部、綴喜(つづき)郡の地名。左大臣橘諸兄(たちばなのもろえ)が別荘を置いた所。西流する玉川は山吹と蛙の名所として知られた。[歌枕]「かはづなく—の山吹散りにけり花のさかりにあはましものを...
いとこ【従兄弟/従姉妹】
父または母の兄弟姉妹の子。おじ・おばの子。 [補説]自分との年齢の上下関係や性別によって「従兄」「従弟」「従姉」「従妹」などとも書く。
いとこどうし【いとこ同志】
《原題、(フランス)Les cousins》フランス映画。1959年公開の白黒作品。シャブロルの監督・脚本による青春映画。田舎育ちの青年と都会育ちの従兄弟(いとこ)を主人公に、青年期の心理を一人...
いな‐せ【鯔背】
[名・形動] 1 粋(いき)で、勇み肌で、さっぱりしているさま。また、その容姿や、そういう気風の若者。「—な兄い」 2 「鯔背足駄(いなせあしだ)」の略。
い‐ふ【異父】
母が同じで、父が違うこと。種違い。「—兄弟」「—兄」
い‐ぼ【異母】
父が同じで、母が違うこと。腹違い。異腹。「—兄弟」「—妹」
いぼ‐きょうだい【異母兄弟】
父が同じで母が違う兄弟。腹違いの兄弟。
いも【妹】
1 男が女を親しんでいう語。主として妻・恋人をさす。⇔兄(せ)。「秋さらば見つつ偲(しの)へと—が殖ゑし屋前(やど)の石竹(なでしこ)咲きにけるかも」〈万・四六四〉 2 男の側から姉または妹をよ...
いも‐うと【妹】
《「いもひと(妹人)」の音変化》 1 きょうだいのうちの年下の女。⇔姉。 2 《「義妹」とも書く》夫や妻の妹。また、弟の妻。義妹(ぎまい)。 3 古く、男からみて、その姉妹を呼ぶ語。妹、または姉...