あがり‐め【上がり目】
1 目じりのつり上がった目。「—下がり目、ぐるっと回って猫の目」⇔下がり目。 2 物事の上がりはじめの時。また、そのような状態や兆候。⇔下がり目。
うら【占/卜】
事物に現れる現象や兆候によって神意を問い、事の成り行きや吉凶を予知すること。うらない。うらえ。「武蔵野に占部(うらへ)かた焼きまさでにも告(の)らぬ君が名—に出にけり」〈万・三三七四〉
かげ【影/景】
《「陰」と同語源》 1 日・月・星・灯火などの光。「月の—」「木陰にまたたく灯火(ともしび)の—」 2 光が反射して水や鏡などの表面に映った、物の形や色。「湖面に雲の—を落とす」 3 目に見える...
かげり【陰り/翳り】
1 太陽や月の光が雲などによって少し暗くなること。また、その部分。 2 表情などの、どことなく影がさし、暗くなったような感じ。「表情に—が見られる」 3 よくない兆候。「景気に—が出る」
堅(かた)き氷(こおり)は霜(しも)を履(ふ)むより至(いた)る
《「易経」坤卦から》霜を踏む時節が来ると、やがて堅い氷の張る冬が来るの意から、何事もその兆候を見たら早く準備せよというたとえ。
き‐ざし【兆し/萌し】
物事が起こりそうな気配。兆候。「春の—を感じる」「回復の—が見える」
ぎゃく‐そう【逆走】
[名](スル) 1 逆の方向に走ること。特に、高速道路などの一方通行の道で、本来とは逆方向に車を走らせること。 2 ヨットなどが風上に向かって進むこと。「—性能」→縦帆 3 事態が、順当な動き、...
ゲートキーパー【gatekeeper】
《門番の意》 1 新聞・放送などで、ニュースや記事の取捨選択をする担当者。 2 商品の購入について決定権をもつ人。 3 内閣府が主導する自殺防止活動の一。職場・学校や家庭などで自殺の兆候がみられ...
こう【候】
[音]コウ(漢) [訓]そうろう さぶらう [学習漢字]4年 〈コウ〉 1 ようすをうかがう。「伺候・斥候」 2 待つ。「候補」 3 物事の表面に現れるようす。きざし。「症候・兆候・徴候」 4...
霜(しも)を履(ふ)みて堅氷(けんぴょう)至(いた)る
《「易経」坤卦から》霜が降る時期を過ぎれば、やがて氷が硬く張る季節が来る。災難の小さな兆候を見逃がしていると、やがて必ず大きな災難に見舞われることのたとえ。