もくせい‐しだ【木生羊歯】
茎が太くて高さ数メートルにもなり、木のようなシダ。葉は茎の先に集まってつく。亜熱帯から熱帯に分布。ヘゴ・マルハチなど。
もくせい‐そう【木犀草】
モクセイソウ科の一年草。茎は伸びると横に倒れ、先が上を向く。葉はへら形。夏、緑がかった白色の芳香のある小花を穂状につける。北アフリカの原産で、日本には江戸時代に渡来。においレセダ。
もく‐てき【目的】
1 実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。「当初の—を達成する」「—にかなう」「旅行の—」 2 倫理学で、理性ないし意志が、行為に先だって行為を規定し、方向づけるもの。 [用法]目的...
もくめ‐ぬり【木目塗(り)】
漆工芸の技法の一。黒漆を塗り、その上に朱漆で木目を描いたもの。また、木地に木目を錐(きり)先で彫り、その上に漆を塗ったもの。
もく‐れん【木蓮/木蘭】
モクレン科の落葉低木または亜高木。よく分枝し、葉は広倒卵形。3、4月ごろ、葉に先だって紫色の6弁花を上向きに開く。実は集合果で、熟すと裂けて赤い種子をつり下げる。中国の原産。古くから庭木とされる...
もじ‐ぎり【錑錐】
先が螺旋(らせん)状をし、丁字形の柄をまわしながら穴をあける錐。南蛮錐。もじ。もじり。
モスキトス‐かいがん【モスキトス海岸】
《Costa de Mosquitos》中央アメリカ、ホンジュラスからニカラグアまでのカリブ海側(東側)の海岸。約500キロメートルにわたって、低湿地が広がり、潟湖が多く点在する。モスキト族(ミ...
もた‐せ【持たせ】
1 《持たせた物の意》訪問者が持ってくるもの。訪問先に持っていくもの。手土産。→御(お)持たせ 2 もたせかけること。また、そのもの。「筆—」 3 江戸時代、上方で行われた女性の髪形。銀杏髷(い...
も‐だま【藻玉】
マメ科の常緑の蔓植物(つるしょくぶつ)。暖地の海岸に自生。葉は羽状複葉で、卵形の小葉が二対ずつつき、葉軸の先は巻きひげとなる。花は小さく、穂状につく。実は平たいさやで、長さ1メートルにもなって垂...
もち【持ち】
1 品質や機能が長い間変わらずに続くこと。「値段は高いが—がいい」 2 所有すること。「—時間」「物—の人」 3 引き受けること。受け持つこと。負担。「費用は先方—だ」 4 歌合わせ・囲碁・将棋...