みず‐さし【水差(し)/水指(し)】
1 花器やコップなどに水を注ぎ入れる器物。注ぎ口の細いもの。 2 (ふつう「水指」と書く)茶の湯で、点茶の際、釜に水を足したり、茶碗や茶筅(ちゃせん)をすすいだりするため、水をたくわえておく器。
みず‐ぶくろ【水袋】
1 水を入れる袋。 2 魚の浮き袋。
みず‐まり【水椀】
水などを入れる椀(わん)。
みせ【店/見世】
《「見せ棚」の略から》 1 商品を陳列して売る場所。商店。たな。「—を閉める」「—をもつ」 2 江戸時代、妓楼(ぎろう)で、遊女が通りかかる客を呼び入れる格子構えの座敷。また、その遊女。張見世。...
みそ‐びつ【御衣櫃】
《「みぞびつ」とも》着物を入れる箱。「—あまた懸籠(かけご)に入れて」〈源・総角〉
みた・す【満たす/充たす】
[動サ五(四)] 1 容器の中いっぱいに入れる。満ちるようにする。「コップに水を—・す」「腹を—・す」 2 求められているものを実現してやり、満足させる。「条件を—・す」「要求を—・す」「—・さ...
みだれ‐ばこ【乱れ箱】
1 畳んだ衣類や手回り品などを一時入れておく、漆塗りでふたのない浅い箱。 2 くしけずった髪を入れるふたのない箱。 3 香道で、香元の座の脇に置いて、種々の香道具を入れる箱。
みつ‐どうぐ【三つ道具】
三つ一組になった道具。 1 江戸時代、罪人を捕らえるのに用いた、突棒(つくぼう)・刺股(さすまた)・袖搦(そでがらみ)。 2 拘禁に用いる、手かせ・足かせ・首かせ。 3 懐中道具の、きり・小刀・...
みつの‐かしわ【三角柏】
《「みつのがしわ」「みづのかしわ」とも》 1 神に供物をするときや豊明(とよのあかり)の節会(せちえ)のときに、酒や飯を盛り入れる木の葉。葉の先が三つあるいは五つに裂けたものでカクレミノの葉とも...
みつ‐わり【三つ割(り)】
1 物を三つに割ること。三つに分けること。また、そのもの。 2 四斗樽(しとだる)の酒を3分した量。また、それを入れる樽。