あきらめ
田村俊子の小説。明治43年(1910)、大阪朝日新聞の懸賞小説に応募し、入選した作品。これにより著者は樋口一葉の再来と賞賛され、文壇デビューを果たした。
あたしのなかの【あたしの中の…】
新井素子によるSF小説。著者のデビュー作。昭和53年(1978)、第1回奇想天外SF新人賞の佳作に入選。昭和56年(1981)刊。
いれ‐ばな【入れ花/入れ端】
1 入れたての茶。でばな。「由緒ある茶の—、まづ一服」〈浄・鬼一法眼〉 2 年の若い女性のたとえ。「青前垂(あをまへだれ)の—は女房盛りの器量よし」〈浄・千本桜〉 3 俳諧・狂歌などの指導料。ま...
おなじく【同じく】
[接]《形容詞「同じ」の連用形から》同様の事柄を列挙するとき、その説明部分を繰り返す代わりに用いる語。「入選A、—B」
おの‐おの【各/各々】
《「己(おの)己(おの)」の意》 [名]多くのもののそれぞれ。めいめい。副詞的にも用いる。「学生—の自覚にまつ」「入選作は—すぐれている」 →其(そ)れ其(ぞ)れ[用法] [代]二人称の人代...
オランダがくへい【おらんだ楽兵】
大池唯雄の小説。昭和12年(1937)上半期の「サンデー毎日」懸賞小説として応募し、入選した作品。
きつねとおどれ【狐と踊れ】
神林長平によるSF小説。昭和54年(1979)、第5回ハヤカワSFコンテストで佳作入選した著者のデビュー作。
こくど【国土】
東野辺薫の小説。昭和16年(1941)東京日日新聞の懸賞小説に入選、同年「サンデー毎日」誌に掲載された、著者のデビュー作。
こ‐めい【呼名】
[名](スル) 1 名前を呼ぶこと。また、呼び名。「—点呼」「生徒を一人ずつ—する」 2 川柳の句会で、入選句の披講の際に作者が名乗り出ること。
さようならアルルカン
氷室冴子の短編小説。著者が大学在学中の昭和52年(1977)、雑誌「小説ジュニア」の青春小説新人賞で佳作に入選したデビュー作。同作を表題作とする作品集は、昭和54年(1979)に刊行。