きょくしょ‐ますい【局所麻酔】
手術を行う部分に麻酔を行うこと。感覚神経の走路をコカインなどの薬剤で遮断し、そこから先を麻痺(まひ)させるもの。意識は失われない。局部麻酔。→全身麻酔
きょけつせい‐しんきんしょう【虚血性心筋症】
冠状動脈の慢性的な疾患により、心筋に十分な血液が供給されないため、心筋の機能が低下し、血液を全身に送り出す機能が著しく低下した状態。
き‐りん【麒麟】
1 偶蹄(ぐうてい)目キリン科の哺乳類。首と脚が長く、頭頂までの高さは6メートルに達し、アカシアなど高木の葉を食べる。舌が長く、雌雄とも角をもつ。体表は黄白色の地に栗色・砂色などの斑があり、網目...
き‐れんじゃく【黄連雀】
レンジャク科の鳥。全長約20センチ。全身ぶどう色で、尾端と翼の先が黄色。冠羽がある。北半球の北部で繁殖し冬は南部へ渡る。日本では冬鳥として渡来、群れでヤドリギなどの実を食べる。《季 秋》
きんえん‐ちりょう【禁煙治療】
喫煙は全身疾患であり喫煙者は積極的な治療を必要とする患者である、という認識に基づいて医療機関で提供される禁煙のための治療。医療保険の対象となる。患者は外来受診し、カウンセリングと禁煙補助薬の処方...
きんめ‐だい【金目鯛】
キンメダイ目キンメダイ科の海水魚。全長約40センチ。深海にすみ、体は長楕円形で側扁し、全身が朱または紅色。目が大きくて金色に輝く。本州中部以南に分布。食用。《季 冬》
くきら【拘耆羅/拘枳羅/倶伎羅】
《(梵)kokilaの音写。好声鳥と訳す》インドからオーストラリアにかけて分布する鳥、オニカッコウのこと。全長約40センチ、全身黒色。鳴き声が美しい。くしら。
くま‐げら【熊啄木鳥】
キツツキ科の鳥。全長46センチくらい。全身黒色で、雄は頭上、雌は後頭だけが赤い。ユーラシアに分布し、日本では北海道・本州北部にすむ。天然記念物。
クラッシュ‐しょうこうぐん【クラッシュ症候群】
交通事故や地震などの災害時に、建物の倒壊などで四肢の筋肉に長時間圧迫が加えられ、その圧迫から解放されたあとに起こる全身障害。壊死した細胞から大量の細胞内成分が漏出、高カリウム血症による褐色の尿、...
クリオピリンかんれん‐しゅうきせいはつねつしょうこうぐん【クリオピリン関連周期性発熱症候群】
乳幼児期に発症し発熱や激しい炎症を繰り返す難治性の自己炎症性疾患。免疫機構において病原体の認識に関与するクリオピリンというたんぱく質の変異により炎症性サイトカインの産生が亢進し、持続的または周期...