世間(せけん)晴(は)れて
隠したりしないでおおっぴらに。公然と。「—わが恋人を知らすべし」〈浮・諸艶大鑑・五〉
ぜん【然】
[音]ゼン(漢) ネン(呉) [訓]しかり しかるに しかし しかも しか さ さる [学習漢字]4年 〈ゼン〉 1 ほかでもなく、そうなっている。そのとおり。しかり。「自然・全然・当然・同然...
そう‐ふ【孀婦】
夫と死別し、再婚していない女性。未亡人。寡婦(かふ)。「又—公然と再蘸す」〈村田文夫・西洋聞見録〉
そくじ‐しゅとく【即時取得】
処分の権限のない動産の占有者を正当な権利者と誤信して取引し、平穏かつ公然に動産の占有を得た者が、その動産について所有権や質権を取得すること。善意取得。即時時効。
ちゅうソ‐ろんそう【中ソ論争】
中国・ソ連の両共産党間の国際共産主義運動の原則などをめぐる論争。1956年のスターリン批判・平和共存路線を発端として、1960年ごろから公然化。国家間の政治的対立へと発展し、1969年には国境で...
てんか‐ごめん【天下御免】
公然と許されること。はばかることなく堂々と振る舞えること。
はれ‐て【晴れて】
[副]世間に正式に認められて、もうだれにも遠慮する必要のないさま。公然と。「—夫婦になる」「—無罪となる」
フロント‐そしき【フロント組織】
1 非合法組織などが自らの関与を隠しながら公然と活動するために設ける組織。偽装組織。 2 企業などの組織において顧客と直接かかわる事業部門。
ぶじょく‐ざい【侮辱罪】
具体的なことがらを挙げずに、公然と人を侮辱する罪。刑法第231条が禁じ、拘留または科料に処せられる。親告罪の一つ。 [補説]具体的なことがらを挙げて、相手の社会的評価を下げる行為は名誉毀損罪にあたる。
めいよ‐きそん【名誉毀損】
公然と事実を指摘して人の名誉すなわち社会的評価を傷つけること。