シタール【(ヒンディー)sitār】
北インドの撥弦(はつげん)楽器。胴はカボチャでつくり太く長い棹に7本の主要弦と十数本の共鳴弦とを張り、右手の人さし指につけた義甲で弾奏する。
シンパ
《「シンパサイザー」の略》同調者。共鳴者。特に革命運動などで、党派・組織には加わらず、外部からその運動を心情的、物質的に支持・援助する人。
シンパシー【sympathy】
同情。また、共感。共鳴。→エンパシー
じかい‐きょうめい【磁界共鳴】
共振回路で発生した振動する磁界が、離れた場所にある同じ共振周波数をもつコイルに伝わる現象。無線電力伝送の給電方式の一つとして利用される。数メートル離れた場所への送電が可能で、送信側と受信側の位置...
じき‐きょうめい【磁気共鳴】
1 磁気モーメントを持つ粒子が、外部から磁界を作用させると、そのスピンの磁気モーメントの向きを変えることによって特定の周波数の電磁波や振動磁場を共鳴吸収する現象。電子がマイクロ波を吸収する電子ス...
じゅう‐ようばい【重溶媒】
溶媒に含まれる水素原子を重水素に置き換えたもの。核磁気共鳴(NMR)による試料分析で利用する。主にクロロホルム、メタノール、水などを重水素化した溶媒が用いられる。重水素化溶媒。
じゆう‐おんじょう【自由音場】
音源から発せられた音が周囲で一切反射・屈折・共鳴を受けずに拡散する音場。無響室はこの自由音場に近く、音響機器の測定などに用いられる。→拡散音場 →半自由音場
じょうじせい‐きょうめい【常磁性共鳴】
常磁性体が示す電子スピン共鳴。この現象によるマイクロ波の吸収の様子から結晶内の電子やイオンの状態について調べられるほか、固体メーザーでも利用される。電子常磁性共鳴。EPR(electron pa...
じんこう‐いんとう【人工咽頭】
咽頭摘出または気管切開した場合の代用発声の一つ。声帯の代わりとなる電気的な振動板をもつ小型機器を喉元に直接当てて、振動音を口腔内で共鳴させ、口や舌を動かすことによって発声する。電動式人工咽頭。電...
すいそメーザー‐げんしどけい【水素メーザー原子時計】
水素原子の共鳴周波数に基づいて1秒の長さを決める装置。短期的な安定性に優れ、セシウム原子時計と組み合わせて標準時の生成に利用される。