うら‐くずれ【裏崩れ】
戦場で、前方の部隊が敗れたため、後方の部隊の陣容が戦う前に崩れ乱れること。「残る軍兵—して皆ちりぢりに逃げ散りける」〈浄・百人上﨟〉
ウラン【(ドイツ)Uran】
アクチノイドに属する天然放射性元素の一。単体は銀白色の金属。閃(せん)ウラン鉱(ピッチブレンド)やカルノー石などに含まれる。天然に存在するウランの同位体は3種あり、質量数238が99.276パー...
うん‐き【雲気】
1 雲。また、雲の動き。 2 空中に立ち上る異様の気。昔、天文家や兵術家が天候・吉凶などを判断する根拠にしたもの。「—を考えて見るにそんな事ではないかと思う」〈福沢・福翁自伝〉 3 歌舞伎で、舞...
ウーゼドム‐とう【ウーゼドム島】
《Usedom》ドイツ北東部、バルト海の島。西側はドイツ領メクレンブルク‐フォアポンメルン州に属し、東側の一部はポーランド領。ツィノウィッツ、ヘリングスドルフなどの海岸保養地がある。北端のペーネ...
えい【営〔營〕】
[音]エイ(漢) [訓]いとなむ [学習漢字]5年 1 計画に従って物事や事業を行う。いとなむ。「営業・営利/運営・経営・公営・国営・市営・私営・設営・造営・直営・民営」 2 軍隊のとまる所。陣...
えい【衛〔衞〕】
[音]エイ(ヱイ)(漢) エ(ヱ)(呉) [訓]まもる まもり [学習漢字]5年 1 周りにいて中のものを守る。また、守る人。「衛生・衛兵/警衛・護衛・自衛・守衛・親衛・前衛・防衛・門衛」 2 ...
えい【鋭】
[名・形動] 1 鋭いこと。また、鋭いさま。「私利を謀るの心極めて—なれば」〈田口・日本開化小史〉 2 鋭い武器。また、すぐれた兵士。「—を執る」「—をすぐる」
えいえんなるじょしょう【永遠なる序章】
椎名麟三の小説。昭和23年(1948)刊。余命宣告を受けた復員兵と、ニヒリストの元上官の姿を対照的に描いた、戦後日本の実存主義文学の傑作。
えい‐がい【営外】
兵営の外。⇔営内。
えい‐し【衛士】
宮殿・貴人などの警備、護衛にあたる兵士。→衛士(えじ)