ああえたじま【あゝ江田島】
菊村到の小説。昭和33年(1958)刊。太平洋戦争末期の海軍兵学校を舞台とする青春群像劇。昭和34年(1959)、村山三男監督により映画化。
アイ‐エヌ‐エフ【INF】
《intermediate-range nuclear force》中距離核戦力。射程500〜5500キロの核ミサイル兵器の総称。
あいおい【相生】
兵庫県南西部、播磨灘(はりまなだ)に面する市。天然の良港に恵まれ、造船工業地として発展。人口3.1万(2010)。
あいおい‐の‐まつ【相生の松】
雄松と雌松の幹が途中で合わさったもの。夫婦の契りの深さにたとえる。兵庫県高砂市の高砂神社のものが有名。
アイキャン【ICAN】
《International Campaign to Abolish Nuclear Weapons》核兵器禁止条約の成立を目指す国際的な活動団体。IPPNW(核戦争防止国際医師会議)を母体とし...
挙げる
1〔上の方へ伸ばす〕raise賛成の人は手を挙げてくださいThose in favor, raise your hands.後ろで「手を挙げろ」という声がした“Hands up!”said a ...
足踏み
I〔歩く動作のまま進まないこと〕暖まるために足踏みをしたHe stamped his feet to keep warm.兵隊は行進をやめ足踏みをしていたThe soldiers halted ...
阿修羅
Asura兵士たちは阿修羅のごとくに戦ったThe soldiers fought in an absolute frenzy.
勢い付く
一同はその知らせで勢い付いたWe were all encouraged by the news.核兵器反対運動は急速に勢い付いたThe campaign against nuclear wea...
生け捕る
catch ((an animal)) alive;〔捕虜にする〕take ((a person)) prisoner野生の猪が村に迷いこんできたが,生け捕りにされたA wild boar st...
せんりょく【戦力】
[共通する意味] ★軍隊の戦闘力。[英] military force[使い方]〔兵力〕▽兵力に訴える▽先の戦闘であらかたの兵力を失った〔戦力〕▽戦力は互角だ▽戦力増強〔武力〕▽武力を行使する▽...
へいりょく【兵力】
[共通する意味] ★軍隊の戦闘力。[英] military force[使い方]〔兵力〕▽兵力に訴える▽先の戦闘であらかたの兵力を失った〔戦力〕▽戦力は互角だ▽戦力増強〔武力〕▽武力を行使する▽...
ぶりょく【武力】
[共通する意味] ★軍隊の戦闘力。[英] military force[使い方]〔兵力〕▽兵力に訴える▽先の戦闘であらかたの兵力を失った〔戦力〕▽戦力は互角だ▽戦力増強〔武力〕▽武力を行使する▽...
へいき【兵器】
[共通する意味] ★戦争に使われる道具。[英] arms; a weapon[使い分け]【1】どちらも敵を攻撃したり、味方を守ったりする殺傷、破壊のための道具をいうが、「兵器」は、比較的大型のも...
ぶき【武器】
[共通する意味] ★戦争に使われる道具。[英] arms; a weapon[使い分け]【1】どちらも敵を攻撃したり、味方を守ったりする殺傷、破壊のための道具をいうが、「兵器」は、比較的大型のも...
いっきとうせん【一騎当千】
群を抜いた勇者のたとえ。また、人並みはずれた能力や経験などのたとえ。一人の騎兵で千人もの敵を相手にできる意から。▽「当千」は「千に当たる」で、千人を敵にできる、千人に匹敵する意。「千」は「ぜん」とも読む。
いってんばんじょう【一天万乗】
天子、また、天皇の意。▽「一天万乗の君」「一天万乗の天子」の略。「一天」は天下のすべて・天下中の意。「乗」は兵車、または兵を数える語。中国周代の制では兵車一乗には甲兵(武装した兵)三人、歩卒七十二人、輜重しちょう(荷物を運ぶ者)二十五人の合計百人がつく。「万乗」は兵車一万台の意で、それほどの軍隊を出せる領地をもっている人ということで、天子の意。
けんいとんそく【牽衣頓足】
非常につらい別れを惜しむことの形容。もと出征する兵士の家族が、兵士の服にすがり引き留め、足をばたばたさせて別れを悲しむ意から。▽「牽衣」は服にすがり引っぱること。「頓足」は足をばたばたさせる。地団駄をふむ。「衣いを牽ひき足あしを頓とんす」と訓読する。
なんとほくれい【南都北嶺】
奈良と比叡山ひえいざんのこと。また、奈良の興福寺こうふくじと比叡山の延暦寺えんりゃくじのこと。▽「南都」は奈良のこと。奈良には仏教の大きな派閥が六つあったが、法相宗ほっそうしゅう興福寺はその代表。「北嶺」は比叡山のこと。延暦寺の僧兵は山法師、興福寺の僧兵は奈良法師として権勢を振るった。
りくとうさんりゃく【六韜三略】
中国の有名な兵法書『六韜』と『三略』。『六韜』は周の太公望呂尚りょしょうの作とされる。文・武・竜・虎こ豹ひょう犬の六巻。『三略』は前漢の功臣、張良ちょうりょうの師である黄石公こうせきこうの作とされ、上略・中略・下略の三巻。ただし、ともに後世の偽作という説もある。▽「韜」は弓袋の意で、兵法の奥義、戦略のこと。「略」ははかりごと・計略の意。
いわさ‐またべえ【岩佐又兵衛】
[1578〜1650]江戸初期の画家。戦国の武将荒木村重の末子。字(あざな)は勝以(かつもち)。又兵衛は通称。初め福井に住み、晩年を江戸で過ごした。土佐派・雲谷(うんこく)派など和漢の画法を学び...
そん‐し【孫子】
孫武または孫臏(そんぴん)の敬称。 中国、戦国時代の兵法書。1巻13編。呉の孫武の著といわれる。成立年代未詳。始計・作戦・軍形・兵勢などに分け兵法を論じる。「呉子」とともに孫呉と並称される。...
つるや‐なんぼく【鶴屋南北】
歌舞伎狂言作者。3世までは俳優。 (4世)[1755〜1829]江戸の人。大(おお)南北ともいう。本名、伊之助または勝次郎。別号、姥尉輔(うばじょうすけ)。初世桜田治助に学んで桜田兵蔵と称し、...
とうけん‐ごんべえ【唐犬権兵衛】
江戸初期の町奴(まちやっこ)。幡随院長兵衛の配下。唐犬を撲殺したことからこの名がある。長兵衛を殺した水野十郎左衛門を待ち伏せして殺し、獄門に処されたというが、半ば伝説的人物。
やまが‐そこう【山鹿素行】
[1622〜1685]江戸前期の儒学者・兵学者。会津の人。江戸に出て儒学・兵学・神道・仏教・歌学などを修め、古学を提唱した。官学の朱子学を批判して「聖教要録」を著し、播磨(はりま)の赤穂に流され...