かく‐よく【鶴翼】
１ 鶴のつばさ。 ２ 兵法で、陣立ての一。鶴がつばさを張った形に兵を配置し、敵を包囲しようとする陣形。
かく‐よくし【核抑止】
核報復兵器を保有することによって、他国に核攻撃を思いとどまらせること。
かく‐よくしりょく【核抑止力】
核報復兵器を保有することによって、国家間の戦争を思いとどまらせる力。また、他国に核攻撃を思いとどまらせる力。「我が国の安全保障は他国の—に依存している」
かくりん‐じ【鶴林寺】
兵庫県加古川市にある天台宗の寺。山号は刀田山(とたさん)。秦河勝(はたのかわかつ)が聖徳太子の命で建立したと伝えられ、平安中期ごろの創建。もと、法相・三論兼宗。本堂・太子堂は国宝。刀田の太子。
かけ‐ひき【駆（け）引き／懸（け）引き】
［名］(スル)《戦場で、進むことを「かけ」、退くことを「ひき」というところから》 １ 商売や交渉・会議などで、相手の出方や状況に応じて自分に有利になるように処置すること。「—がうまい」 ２ 戦場...
影(かげ)を搏(う)・つ
《「管子」兵法から》物の影を打つ意で、手ごたえのないこと、また、できないことのたとえ。
かこ‐がわ【加古川】
兵庫県中南部を流れる川。上流は佐治川とよばれる。高砂(たかさご)市と加古川市との境で播磨灘(はりまなだ)に注ぐ。長さ約86.5キロ。 
兵庫県、加古川の下流東岸にある市。古代の賀古駅(かこのう...
かこ‐の‐しま【可古の島】
兵庫県の加古川河口付近にあったという島。［歌枕］「稲日野(いなびの)も行き過ぎかてに思へれば心恋しき—見ゆ」〈万・二五三〉
かさい【加西】
兵庫県中南部の市。中心の北条は農産物の集散地。播州(ばんしゅう)織・播州表(おもて)の産地。電機工業も盛ん。玉丘古墳・一乗寺がある。人口4.8万（2010）。
かさね【累】
承応・寛文（1652〜1673）ごろ、下総(しもうさ)の羽生(はにゅう)村にいたという醜女(しこめ)。夫与右衛門に殺され、その怨念は一族にたたったという。歌舞伎や浄瑠璃に脚色され、近世演劇に累...
