こうしゅう‐りゅう【甲州流】
小幡勘兵衛景憲(かげのり)が創始した兵法の一流派。江戸初期に始まり、武田信玄・山本勘助らの流儀を受け継いだといわれる。信玄流。武田流。
こうしゅ‐ごうかく【甲種合格】
もと徴兵検査で、第一級の合格順位。
こう‐しょう【工廠】
旧陸海軍に所属し、兵器・弾薬などの軍需品を製造・修理した工場。「砲兵—」
こうしょうごう‐じけん【高陞号事件】
日清戦争中の明治27年(1894)、英国旗を掲げて清国兵を輸送中の高陞号を、日本海軍が撃沈した事件。
こうしょくごにんおんな【好色五人女】
浮世草子。5巻。井原西鶴作。貞享3年(1686)刊。当時有名だった事件を素材に、お夏清十郎・樽屋おせん・おさん茂右衛門・八百屋お七吉三郎・おまん源五兵衛の五組の男女の愛欲生活を描く。
こうじつ‐じきゅう【曠日持久】
《「戦国策」趙策から》むなしく日々を過ごして物事を長引かせること。曠日弥久(こうじつびきゅう)。曠久。「此儘に—せば、鎮台益々土兵を募り」〈竜渓・浮城物語〉
こう‐じん【行人】
1 道を行く人。通行人。また、旅人。 2 使者。「公私—」〈延喜式・兵部省〉 [補説]作品名別項。→行人
こうせき‐こう【黄石公】
中国、秦末の隠者。前漢の張良に兵書を授けたという老人。
こうせん‐しゃ【交戦者】
1 交戦国。 2 交戦国の兵力。また、その兵力を構成する個々の人。戦闘員と非戦闘員を含む。
こう‐そう【後送】
[名](スル) 1 あとから送ること。「資料は—する」 2 後方へ送ること。特に、戦場で、前線から後方へ送ること。「負傷兵を—する」