いい‐すごし【言(い)過(ご)し】
言いすぎ。過言(かごん)。「十兵衛、過日(こないだ)の—は堪忍(かに)して呉れ」〈露伴・五重塔〉
いいだ‐じけん【飯田事件】
明治17年(1884)、愛知・長野両県の自由民権派による政府転覆未遂事件。秩父事件に呼応して、租税軽減・徴兵令廃止などをスローガンに、飯田で挙兵することを計画したが、事前に発覚した。
いえしま‐しょとう【家島諸島】
瀬戸内海の播磨灘(はりまなだ)にある諸島。家島・男鹿(たんが)島・坊勢(ぼうぜ)島・西島などからなる。石材を産する。兵庫県姫路市に属する。えじましょとう。
イエニチェリ【(トルコ)yeniçeri】
《新しい兵士の意》オスマン帝国の常備歩兵親衛軍団。ヨーロッパ被征服地のキリスト教徒の子弟を徴用し、改宗・訓練して編成したもの。14〜16世紀の征服戦争に武功をたて、帝国の領土的発展に大きく貢献し...
いかものづくり‐の‐たち【厳物作りの太刀】
外装をいかめしくこしらえた太刀。長覆輪(ながふくりん)、兵具鎖(ひょうぐぐさり)などの様式をいう。
いかるが‐でら【斑鳩寺】
法隆寺の異称。 兵庫県揖保(いぼ)郡太子町にある天台宗の寺。推古天皇よりこの地を賜った聖徳太子が創建。もと大和の法隆寺の別院。
いくさ【戦/軍】
1 「戦い」「戦争」のやや古風な言い方。「—に勝つ」 2 兵士。軍勢。「千万(ちよろづ)の—なりとも言挙げせず取りて来(き)ぬべき士(をのこ)とそ思ふ」〈万・九七二〉
いくさ‐がみ【軍神】
いくさの勝利を守る神。武甕槌神(たけみかづちのかみ)・経津主神(ふつぬしのかみ)が古くから有名。また、源氏では八幡神、のちの兵学家などは、摩利支天(まりしてん)・北斗七星・不動明王などを祭った。
いくさ‐びと【軍人】
兵士。武人。「—先(ま)づ楼(たかとの)の上に登りて」〈崇峻紀〉
いくさ‐ぶね【軍船】
兵船。軍艦。