すべら‐か・す【滑らかす】
[動サ四] 1 すべるようにする。すべらせる。「強盗を—・さん料に…小竹のよを多く散らし置きて」〈著聞集・一六〉 2 髪を背に長く垂らす。すべらかしにする。「今日より内裏上﨟の、髪も改め—・し」...
せいか‐ろう【栖霞楼】
平安京大内裏の豊楽院(ぶらくいん)正殿の東にあった楼。西の霽景(せいけい)楼に対する。東楼。
せいけい‐ろう【霽景楼】
平安京大内裏の豊楽院(ぶらくいん)正殿の西にあった楼。東の栖霞(せいか)楼に対する。西楼。
せいしょ‐どう【清暑堂】
平安京大内裏豊楽院(ぶらくいん)内の殿舎。豊楽殿の北、不老門の南にあり、古くは大嘗会(だいじょうえ)・五節(ごせち)が行われた。せいそどう。
せい‐でん【正殿】
1 宮殿の中心をなす建物。表御殿。 2 神社の本殿。
《平安京内裏の中心をなす殿舎であるところから》紫宸殿(ししんでん)の異称。
せいほう‐ろう【栖鳳楼/棲鳳楼】
平安京大内裏の八省院の四楼の一。応天門の東廊南出部分の端にあり、西の翔鸞楼(しょうらんろう)に対する。
せいりょう‐でん【清涼殿】
平安京内裏十七殿の一。紫宸殿(ししんでん)の北西、校書殿(きょうしょでん)の北にあり、東面する入母屋造(いりもやづく)り九間四面の建物。天皇が日常住んだ所で、昼(ひ)の御座(おまし)、夜(よる)...
せんよう‐でん【宣耀殿】
平安京内裏十七殿の一。麗景殿の北、貞観殿(じょうがんでん)の東にあり、後宮で女御(にょうご)・更衣などの居所。せんにょうでん。
せんよう‐もん【宣陽門】
平安京内裏内郭十二門の一。東面の正門で、外郭の建春門と相対する。東の陣。左兵衛陣。東閤門(とうこうもん)。
そうへき‐もん【藻壁門】
平安京大内裏外郭十二門の一。宮殿の西面中央にある。佐伯門(さえきもん)。西中御門(にしのなかみかど)。