ちゃら‐つか・す
[動サ五] 1 ちゃらちゃらと音をさせる。「小銭を—・す」 2 出まかせを言って相手をおだてる。冗談を言ってふざける。「むかふの気にあふやうに万事気をきかして、—・すもんじゃさかい」〈滑・大師めぐり〉
ちゃり【茶利】
《動詞「茶(ちゃ)る」の連用形から。「茶利」は当て字》 1 おどけた、こっけいな文句や動作。また、冗談。「—ばかり言わで」〈一葉・にごりえ〉 2 人形浄瑠璃や歌舞伎で、こっけいな演技・演出。また...
つう・ずる【通ずる】
[動サ変][文]つう・ず[サ変] 1 道筋が他とつながる。また、道筋をつける。 ㋐道路などがある所まで達する。また、交通機関が通る。「国道へ—・ずる道」「駅までバスが—・ずる」 ㋑何かを伝って到...
てんごう
[名・形動]ふざけること。また、そのさま。いたずら。冗談。「—を言う」「—な手形を書き、無筆の母御を宥(なだ)めしが」〈浄・冥途の飛脚〉 [補説]語源未詳。「癲狂(てんごう)」からともいい、「転...
てんごう‐ぐち【てんがう口】
冗談を言うこと。冗談口。「順才様の—、さやうな義は御無用になされませ」〈伎・小袖曽我〉
に‐せよ
[連語]《格助詞「に」+サ変動詞「する」の命令形「せよ」》「にしろ」のやや改まった言い方。「上からの指令—行動は起こせない」「出席—欠席—返事がほしい」 [補説]「にしろ1」に対応した用法では「...
ひっ‐か・ける【引っ掛ける/引っ懸ける】
[動カ下一][文]ひっか・く[カ下二] 1 ものにかけてぶら下げる。「上着を椅子に—・ける」 2 突き出たものやはりめぐらしたものなどに動きを妨げられる。「敷居に足を—・けてころぶ」「釘に—・け...
ひや‐かし【冷(や)かし】
1 冗談などを言ってからかうこと。「—を言う」 2 (「素見し」とも書く) ㋐買う気がないのに商品を見てまわること。また、その人。「—に店をのぞく」「—の客」 ㋑登楼しないのに、遊女を見てまわる...
ひょい‐ひょい
[副]あちこち身軽に動いたり、現れたりするさま。「—(と)飛び石を渡る」「—(と)冗談を口にする」
ひ‐わい【卑猥/鄙猥】
[名・形動]品がなくみだらなこと。また、そのさま。「—な冗談」 [派生]ひわいさ[名]