アー‐しゃ【アー写】
《「アーチスト写真」の略》宣材写真(宣伝材料写真)の一。宣伝のために公式にマスコミに提供される、アーチストやモデルなどの写真。
いちげん‐びょうしゃ【一元描写】
岩野泡鳴(いわのほうめい)が唱えた描写の方法論。小説の中で、作者の主観を移入した人物を設定し、その視点から描写を一元的に統一すべきだとする。田山花袋の平面描写に反対して主張したもの。⇔多元描写。
えい‐しゃ【影写】
[名](スル)原本の上に薄紙を置き、透かしてその形を写すこと。敷き写し。
えい‐しゃ【映写】
[名](スル)映画・スライドなどをスクリーンに映すこと。「八ミリを—する」
えん‐しゃ【遠写】
写真・映画などで、遠くから場面を写すこと。ロングショット。
おん‐しゃ【音写】
[名](スル)ある言語の語音を、他の言語の文字を用いて書きうつすこと。「梵語を漢字を用いて—する」
かっ‐しゃ【活写】
[名](スル)物事のありさまを生き生きと描き出すこと。「現代社会を—する」
かんかく‐びょうしゃ【感覚描写】
文学・絵画などで、特に感覚的な印象を重視する描写。
がいめん‐びょうしゃ【外面描写】
人物の外面的行動や状態の描写を通して、その性格・心理までを示そうとする方法。近代のリアリズム小説に多くみられる。
きゃっかん‐びょうしゃ【客観描写】
対象をあるがままに、作者の主観を加えずに描き出すこと。自然主義文学で多く試みられた。