えん‐や【塩冶】
海水を煮て塩をつくることと、鉱山を掘って冶金(やきん)をすること。
えん‐や【艶冶】
[名・形動]なまめいて美しいこと。また、そのさま。「観世音や弥勒菩薩の—な尊容に」〈谷崎・二人の稚児〉
かじ【鍛冶】
《「かねう(金打)ち」から「かぬち」「かんぢ」「かぢ」と変化した語》鉄などの金属を熱して打ち鍛え、種々の器物をつくること。また、その職人。「刀(かたな)—」
かたな‐かじ【刀鍛冶】
刀を鍛えて作る職人。刀匠。刀工。
かぬち【鍛冶】
《「かなう(金打)ち」の音変化》金属を打ち鍛えること。また、その人。かじ。「倭(やまと)の—天津真浦(あまつまうら)をして、まかごの鏃(やさき)を造らしめ」〈綏靖紀〉
から‐かぬち【韓鍛冶】
大和朝廷に仕えた渡来人の鍛冶部(かぬちべ)。鍛冶・銅工・金作などに従事した。
けいしき‐とうや【形式陶冶】
知識・技能を習得する能力そのものをはぐくもうとする教育。観察・注意・記憶・想像・分析などの各能力を高めることに重点を置く。→実質陶冶
ごばん‐かじ【御番鍛冶】
⇒番鍛冶
じっしつ‐とうや【実質陶冶】
知識・技能などを、実際の生活や生産に即して授け、精神の実質的側面を豊かにはぐくもうとする教育。→形式陶冶
たん‐や【鍛冶】
金属を加熱して打ちきたえ、いろいろな道具をつくること。かじ。