せけん‐ち【世間知/世間智】
1 処世に必要な知恵。世知。「—にたけた人」 2 仏語。楞伽(りょうが)経に説く三智の一。世俗の知恵。世知。
どう‐か【道家】
1 中国、諸子百家の一。老子や荘子の説を奉じた学者の総称。万物生成の原理である道の思想を基礎に、無為自然による処世を説いた。 2 道教を奉ずる人。道士。
どう‐しゅう【銅臭】
《銅銭のもつ悪臭の意》金銭をむさぼり、また、金銭によって官位を得るなど、金力にまかせた処世を卑しむ語。後漢の崔烈(さいれつ)が銭五百万を使って大司徒にのぼったとき、子の鈞に世間の自分に対する評判...
パンチャタントラ【(梵)Pañcatantra】
《5巻の書の意》古代インドのサンスクリット語の説話集。5編からなり、3世紀ごろ成立。バラモンのビシュヌシャルマンが寓話に託して、三人の王子に、王侯・大臣に必要な政治・処世・倫理について教えるもの。
ふくおうひゃくわ【福翁百話】
福沢諭吉の随筆。明治30年(1897)刊。人生論・経済論・政治論・処世訓・宗教論など多方面の問題を社会改良の立場から説いたもの。
ゆう‐えい【遊泳/游泳】
[名](スル) 1 泳ぐこと。「—禁止」《季 夏》 2 うまく世間を渡ってゆくこと。世わたり。処世。「政界を—する」
よう‐てい【要諦】
物事の最も大切なところ。肝心かなめの点。ようたい。「処世の—」
ろんご【論語】
中国の思想書。20編。孔子没後、門人による孔子の言行記録を、儒家の一派が編集したもの。四書の一。処世の道理、国家・社会的倫理に関する教訓、政治論、門人の孔子観など多方面にわたる。日本には応神天皇...