はつ【発〔發〕】
[音]ハツ(漢) ホツ(呉) [訓]たつ ひらく あばく [学習漢字]3年 〈ハツ〉 1 矢や弾を放つ。「発射・発砲/不発・暴発・連発銃・百発百中」 2 出かける。たつ。「発車・発着/始発・出...
はつ‐ぐさ【初草】
1 春の初めにもえ出る草。若草。「—のなどめづらしき言の葉ぞ」〈伊勢・四九〉 2 幼い子などのたとえにいう。「—のおひゆく末も知らぬ間にいかでか露の消えむとすらむ」〈源・若紫〉
はつ‐げん【発源】
[名](スル) 1 みなもとから川などが流れ出ること。また、そのみなもと。 2 物事の起こるもとをなすこと。また、そのもと。起源。「西洋文明の各国にては此権の—唯一所に非ず」〈福沢・文明論之概略〉
はつ‐げん【発現】
1 [名](スル)現れ出ること。また、現し出すこと。「個性が—した絵画」「薬効を—する」 2 ⇒遺伝子発現
はつ‐ろ【発露】
[名](スル)心の中にあるものや隠していたことがおもてに現れ出ること。また、現し出すこと。「真情を—する」「悪事忽ち—し遂に獄に繋がる」〈織田訳・花柳春話〉
はな‐かくし【鼻隠し】
軒先に出る垂木(たるき)の木口を隠すための横板。
はな‐かぜ【鼻風邪】
くしゃみや鼻水が出る程度の軽い風邪。「—を引く」《季 冬》
はな‐じる【鼻汁】
鼻孔から出る粘液。鼻水。洟(はな)。
はな‐にら【花韮】
1 ヒガンバナ科の多年草。細長い葉が束になって出る。春、花茎の先に、紫色を帯びた白い6弁花を上向きに開く。傷つけるとニラの匂いがする。アルゼンチンの原産で、観賞用。ブローディア。 2 ニラのつぼ...
はなひり‐の‐き【嚔の木】
ツツジ科の落葉低木。山地に生え、葉は長楕円形で柄がない。夏、淡緑色の壺状の花が多数下向きに咲く。葉の粉末を殺虫剤に用いた。鼻に入るとくしゃみが出る。うじころし。