膝(ひざ)を進(すす)・める
1 座ったまま相手に近づく。前へにじり出る。「—・めて小声で話す」 2 強い興味を感じる。身を乗り出す。「もうけ話に—・める」
ひし‐おり【菱織(り)】
菱形模様が浮き出るように織ること。また、そのように織った織物。
肘(ひじ)を齧(か)・む
《「史記」呉起伝にある、衛の呉起が自分をばかにした三十余人を殺して故郷を出る時、自分の肘を噛んで、母に成功するまで帰らないと誓ったという故事から》固く誓う。また、強く決意する。
ひ・ず【秀づ】
[動ダ下二]《「ほ(穂)い(出)づ」の音変化》 1 穂が出る。穂を出す。「あしひきの山田作る児—・でずとも縄だに延(は)へよ守ると知るがね」〈万・二二一九〉 2 ぬきんでる。ひいでる。「和漢の才...
ひっ‐さ・げる【引っ提げる/引っ下げる】
[動ガ下一][文]ひっさ・ぐ[ガ下二] 1 大きなもの、目立つものなどを手にさげて持つ。「大荷物を—・げて出発する」 2 引き連れる。伴う。「取り巻き連を—・げて現れる」 3 行動に出るに当たっ...
ひつ【泌】
[常用漢字] [音]ヒツ(漢) ヒ(呉)(漢) [訓]しみる 〈ヒツ〉液体がにじみ出る。「分泌」 〈ヒ〉にじみ出る。「泌尿器/分泌」
ひと‐がき【人垣】
1 多くの人が垣のように立ち並ぶこと。「沿道に歓迎の—ができる」「—をかきわけて前へ出る」 2 上代、貴人の陵墓に多くの人を垣のように並べたこと。生き埋めにして殉死させた。「此の王の時始めて陵に...
ひと‐じに【人死に】
思いがけない出来事のために人が死ぬこと。「事故で—が出る」
ひと‐なか【人中】
大勢のいる場所。衆人の中。また、世間。「—へ出る」「—でもまれる」
ひと‐まえ【人前】
1 多くの人のいる場所。他の人の見ている前。「—に出るのが苦手だ」 2 他の人の前での体裁。「—を飾る」「—を取り繕う」