がい‐かい【外海】
1 周囲を陸地などに囲まれていない海。また、陸地から遠く離れた海。そとうみ。「—に出る」⇔内海(ないかい)。 2 海外の地。外国。
がい‐き【咳気】
せきが出ること。また、せきの多く出る病気をいう。がいけ。「此のわたりの人、古くは、風引きたることを—といへりき」〈玉勝間・一二〉
骸骨(がいこつ)を乞(こ)う
《「晏子春秋」外篇から。主君に一身をささげて仕えた身だが、老いさらばえた骨だけは返していただきたいの意》辞職を願い出る。
がい‐しゅっけつ【外出血】
組織とともに血管が損傷され、血液が体外に流れ出ること。また、その血。⇔内出血。
がい‐にょうどうかつやくきん【外尿道括約筋】
尿道が骨盤底を出るところにある輪状の横紋筋。骨盤底筋の一つ。自分の意志で動かせる随意筋で、陰部神経に支配され、排尿を制御する。→内尿道括約筋 [補説]「外尿道括約筋」は生理学での呼称で、解剖学で...
ガウス‐の‐ほうそく【ガウスの法則】
電場で、閉曲面を通って外へ出る電束の総数はその曲面内に含まれる全電気量に等しいという法則。一般にベクトル場で、閉曲面に囲まれた空間の単位ベクトルはその空間全体の体積積分に等しいという定理。ガウス...
がが‐いも【蘿藦】
キョウチクトウ科の蔓性(つるせい)の多年草。日当たりのよい山野に生え、葉は長い心臓形で、対生。茎や葉を切ると白い汁が出る。夏、淡紫色の小花を総状につけ、大形の広披針形の実を結ぶ。種子には絹糸状の...
がくや‐いちょう【楽屋銀杏】
1 江戸時代、歌舞伎役者の髪形。かつらをかぶるのに便利なように、全体をあまり盛り上げずに結ったもの。 2 歌舞伎の立役がかぶるかつらの一。主に、口上、後見(こうけん)などに出る者が用いる。 3 ...
がた‐ごと
[副]かたくて重い物が触れ合って出る音を表す語。「路面電車が—(と)走る」
がたっ‐と
[副] 1 硬い物が当たって出る音を表す語。「雨戸が—外れる」 2 物事の勢いなどが急に下がるさま。「売り上げが—減る」