でぐち‐たいさく【出口対策】
サイバーセキュリティーにおいて、不正アクセスなどを受けてしまった際に、情報を外部に流出させないための手段。データの暗号化や通信制限など。→入り口対策
でぐち‐ちょうさ【出口調査】
公職選挙の当日、投票所の出口で調査員が投票を終えた人にどの候補者に、またはどの政党に投票したかを聞く調査。新聞社やテレビ局が行い、開票直後に当選予想を出す資料にする。
でぐち‐の‐ちゃや【出口の茶屋】
京都島原や江戸吉原の遊郭の大門口にあった茶屋町。
でぐちのやなぎ【出口の柳】
地歌。宇治加賀掾作の浄瑠璃の一部をとって、宝永(1704〜1711)ごろに初世杵屋長五郎が作曲。狩野元信と傾城(けいせい)遠山の伝説によっており、歌祭文(うたざいもん)の曲節を取り入れている。
でぐち‐べん【出口弁】
容器・管路の気体・液体を排出する所に取り付けた弁。
で‐ぐみ【出組】
斗栱(ときょう)の一形式。出三斗(でみつと)の外方に出た巻き斗の上に平(ひら)三斗をのせ、丸桁(がぎょう)を支えるもの。一手先(ひとてさき)斗栱。
で‐ぐるわ【出郭/出曲輪】
城の外郭に張り出して、城の外衛とする構築物。でじろ。でまる。
でけ‐もの【出来物】
すぐれた作品。また、すぐれた人物。できもの。「山本文右衛門が筆勢、大きに—と沙汰しければ」〈浮・織留・四〉
で・ける【出来る】
[動カ下一](多く関西地方で)「できる」に同じ。「最近子供が—・けた」
で‐げいこ【出稽古】
1 先方へ出向いて芸事などを教えること。出教授。⇔内稽古(うちげいこ)。 2 相撲で、よその部屋に出向いてけいこをすること。