で‐づかい【出遣い】
1 多くの金銭を消費すること。 2 人形芝居で、人形遣いが裃(かみしも)などの盛装で舞台に出て、顔を隠さずに人形を遣うこと。 3 操り人形で、幕などの陰に身体を隠して遣う陰遣いに対して、人形遣い...
出遣(でづか)いより小遣(こづか)い
まとまった買い物などで多額に出る費用よりも、日常のこまごました支出のほうが、集計するとかえってかさむものだ。大遣いより小遣い。
で‐づくり【出作り】
耕地が家から遠くにあるとき、耕地の近くに寝泊まりして耕作すること。
でづくり‐ごや【出作り小屋】
出作りの際に寝泊まりする仮小屋。出小屋。
で‐ずっぱり【出突っ張り】
⇒でづっぱり
で‐づっぱり【出突っ張り】
《「でずっぱり」とも》演劇などで、同じ俳優が初めから終わりまで出番があること。また、一般に、外出したまま帰らないことや会議に出席しつづけることをいう。「昼夜—の熱演」「忙しくて朝から晩まで—で仕...
で‐づら【出面/出頰】
1 《顔を出すことによって与えられる金銭の意》日雇い労働者などの日当。でめん。 2 顔出しをすること。出席すること。「あのざまで此の中へ—は何事と、一度にどっと笑ふ声」〈浄・百人上﨟〉
出(で)て失(う)・せる
出て行っていなくなる。多く、命令の形で、ののしっていう場合に用いられる。「顔も見たくない、—・せろ」
で‐どき【出時】
1 出る時。出るべき時。「—を見計らう」 2 人の出盛る時。「—に公開する」
で‐どこ【出床】
江戸時代、橋際・河岸(かし)・路傍などに移動可能の小屋を建てて営業した髪結い床。