で‐もの【出者】
1 遊里などで冷遇される客。また、広く、のけ者にされる人。「この六蔵はおちゃっぴい、—になって今はこのざま」〈浄・矢口渡〉 2 厚かましい人。〈日葡〉 3 能で、舞台に出る役。「—にならでは、神...
出物(でもの)腫(は)れ物(もの)所(ところ)嫌(きら)わず
屁(へ)も腫(は)れ物も場所・場合に関係なく出るということ。
で‐やく【出役】
江戸幕府の職制で、本職を持つ者が、臨時に他の職を兼ね勤めること。しゅつやく。
で‐ゆ【出湯】
地中から湧き出る湯。温泉。いでゆ。
で‐よう【出様】
1 出る方法・ようす。出ぐあい。出方。「出るにも—がない」「水の—が悪い」 2 対応のしかた。態度。出方。「相手の—によっては」
で‐ようじょう【出養生】
よそに出かけて養生すること。転地療養。「それからは此の別荘に—をさせて置きましたので」〈木下尚江・良人の自白〉
でる【出る】
[動ダ下一][文]づ[ダ下二] 1 ある範囲や中から外の方へ動き移る。 ㋐そこから外へ行く。「校門をでる」「社会へでる」「迎えにでる」 ㋑境や一定の限度を越える。「土俵から足がでる」「この線から...
出(で)る杭(くい)は打(う)たれる
《「出る釘は打たれる」とも》 1 才能・手腕があってぬきんでている人は、とかく人から憎まれる。 2 さし出たことをする者は、人から非難され、制裁を受ける。 [補説]文化庁が発表した平成18年度「...
出(で)る所(ところ)へ◦出(で)る
公の場に訴え出てどちらが正しいかを決定してもらう。「—◦出て話をつけよう」
出(で)ると負(ま)け
試合などに出場するたびに、必ず負けること。