ちくあつ‐タンク【蓄圧タンク】
原子炉の緊急炉心冷却システム(ECCS)を構成する装置の一つ。核分裂を抑えるホウ酸水で満たされ、原子炉内の冷却水が漏出して水圧が低くなると、タンクから炉内に注水される。アキュムレーター。
チズル【CISL】
《(イタリア)Confederazione Italiana Sindacati Lavoratori》イタリア労働者組合総同盟。カトリック系を中心とする、イタリア三大労働組合中央組織の一。CG...
ちはつ‐ちゅうせいし【遅発中性子】
核分裂の後に約0.3秒から80秒遅れて放出される中性子。核分裂直後に即発中性子が放出されたあと、不安定な状態にある核分裂生成物から、β崩壊により放出される。核分裂で放出される中性子のうち、99パ...
チャガタイ‐ハンこく【チャガタイハン国】
モンゴル帝国の四ハン国の一。1227年、チャガタイが中央アジアに建国。都はアルマリク。14世紀半ばに東西に分裂、東ハン国は17世紀まで存続した。
チャンパーサック【Champasak】
ラオス南部の町。ラオス王国が成立する1946年まで、18世紀初めにランサン王国が分裂して誕生したチャンパーサック王国の王都が置かれた。世界遺産(文化遺産)に登録されたワットプーやナーンシダー遺跡...
ちゅうごく‐きょうさんとう【中国共産党】
中国の政党。1921年、李大釗(りたいしょう)・陳独秀らが上海で結成。中国国民党との提携・分裂を経て、1931年、毛沢東の指導の下で江西省瑞金に中華ソビエト共和国を建設したが、国民党の圧迫をうけ...
ちゅうしん‐たい【中心体】
細胞内小器官の一。細胞分裂の際にだけみられる顆粒(かりゅう)で、二つに分かれて細胞の両極に行き、これを中心として紡錘糸ができ、染色体を移動させる。
ちゅう‐せい【中世】
歴史の時代区分の一。古代と近世との間。主として封建社会の時代。 1 日本史で、鎌倉時代・室町時代をさす。近世にあたる安土桃山時代・江戸時代を後期封建社会とよぶのに対して、前期封建社会とよぶことが...
ちゅうせいし‐けんしゅつき【中性子検出器】
中性子を検出するための測定器。中性子は電気的に中性でそれ自身電離作用をもたないが、中性子と相互作用を起こしやすいヘリウム3やホウ素10に衝突すると核反応が起こる。これによって生じる核分裂片が気体...
ちゅうせい‐ぶんがく【中世文学】
中世の文学。 1 鎌倉時代・室町時代に書かれた文学。平安時代の文学様式のほか、新たに軍記物語・連歌・謡曲・狂言・御伽(おとぎ)草子などを成立させ、幽玄・有心(うしん)などの美的理念や文学理論を生...