こうおんガス‐ろ【高温ガス炉】
減速材に黒鉛、冷却材にヘリウム、燃料被覆材にセラミックスを用い、セ氏700〜1000度の高温で運転する第四世代原子炉。高効率で発電できるほか、水を熱化学的に分解し、二酸化炭素を出さずに水素を製造...
こうかがくけい‐に【光化学系Ⅱ】
光合成において、水分子を酸素と水素に分解する光化学反応。また、触媒としてその役割を担うたんぱく質複合体。その触媒中心の構造は長らく不明だったが、マンガン原子4個、カルシウム原子1個、酸素原子5個...
こうかがく‐はんのう【光化学反応】
光の作用によって起こる化学反応。物質に光が当たって、活性分子や遊離基を生じ、反応が進むことが多い。光分解・光合成・光重合などの反応がある。
こうかがく‐ぶんかい【光化学分解】
⇒光分解
こうがく‐えいせい【光学衛星】
きわめて分解能が高い光学センサーを搭載する情報収集衛星。日本の安全保障や危機管理を目的として内閣衛星情報センターが運用する光学衛星は、衛星高度約400〜600キロメートルの軌道上から、地上にある...
こうがく‐ぼうえんきょう【光学望遠鏡】
天体が発する可視光領域の電磁波を観測するための望遠鏡。ガリレイやニュートンが発明した屈折望遠鏡、反射望遠鏡など、天体望遠鏡の中で最も長い歴史をもつ。対物レンズまたは反射鏡の口径が大きいほど、分解...
こうきてき‐かいとう【好気的解糖】
生体内で酸素を利用して糖(グルコース)をピルビン酸に分解し、エネルギーを産生する反応過程。酸素がない嫌気的条件下ではさらに乳酸やエタノールなどに分解される。⇔嫌気的解糖。
こうしゅ‐ざい【抗酒剤】
アルコール依存症などで飲酒を控える必要がある人に対して、断酒を目的として処方される薬剤。アルコールの中間代謝産物アセトアルデヒドを分解する酵素の働きを阻害する。服用すると、少量の飲酒でも動悸(ど...
こうじ‐かび【麹黴】
マユハキタケ科の一群の子嚢(しのう)菌。餅(もち)やパンに生え、菌糸は枝分かれし、その先に放射状に胞子をつける。多くの酵素を含み、でんぷん・たんぱく質などを分解するので、酒・醤油の醸造などに利用...
こう‐じゅ【皇寿】
1 天子の年齢。 2 《「皇」が、百の字から一を引いた形の「白」と、分解すると二と十になる「王」の組み合わせであることから》111歳のこと。また、その祝い。