ぶん‐ち【分知】
江戸時代、大名・旗本の領地を分割相続すること。幕府の許可を要した。
ぶんちせいげん‐れい【分地制限令】
江戸時代、農民の零細化を防ぐため、所持田畑の分割相続を制限した法令。延宝元年(1673)のものが最初。
ぶん‐ちゅう【分注】
医療・理化学分野の実験において、ピペットなどで試料となる液体を一定の容量ずつ吐出すること。
ぶん‐ちょう【分潮】
潮位変動の主要因である天体による潮汐力を、個々の周期変動に分離したもの。それぞれ一定周期の正弦曲線で表される。これら分潮の和と地形による非線形的な効果や気象条件などを加えることで、潮位変化が計算...
ぶん‐つけ【分附/分付】
江戸時代、検地帳などに記載された農民の名前の肩に、「誰々分」と本百姓の名を書き付したこと。
ぶんつけ‐ひゃくしょう【分附百姓】
江戸時代、分附で名前を記された農民。初期の検地帳に多くみられ、隷属的な身分を示す。
ぶん‐てつ【分綴】
[名](スル)英語・フランス語・ドイツ語などで、綴(つづ)りの長い単語が行末にきた場合に、特定の箇所で区切って単語を分割すること。
ぶん‐てん【分店】
本店から分かれて独立した店。また、支店のこと。
ぶん‐てん【分点】
黄道と天の赤道との交点。すなわち、春分点と秋分点。春分点のみをさすことが多い。→至点
ぶんてん‐げつ【分点月】
月が春分点を通過してから再び通過するまでの時間。恒星月よりわずかに短く、27.321582日。