ふじん‐さんせいけん【婦人参政権】
女性が選挙権・被選挙権を有し政治に参加する権利。欧米諸国では19世紀末から20世紀初めにかけて、日本では昭和20年(1945)12月、選挙法改正で初めて認められた。
ふじん‐の‐ひ【婦人の日】
1 4月10日。昭和21年(1946)のこの日、日本で女性が初めて選挙権を行使したのを記念して定められた。 2 ⇒国際女性デー
ふっき【伏羲/伏犠】
中国古代伝説上の帝王。初めて八卦(はっけ)を作り、婚姻の制度を整え、民に漁や牧畜を教えたという。女媧(じょか)の兄あるいは夫といわれ、三皇の一人。太昊(たいこう)。庖犠(ほうき)。宓犠(ふくき)。
ふで‐おろし【筆下ろし】
[名](スル) 1 新しい筆を使いはじめること。「年賀状を書くために—する」 2 初めて物事を行うこと。「ゴルフの—」 3 男子が童貞を破ること。
ふで‐はじめ【筆始め】
1 初めて書くこと。書き始めること。 2 正月の書き初め。《季 新年》
筆(ふで)を染(そ)・める
1 初めて書く。また、書き始める。「未経験の小説に—・める」 2 筆に墨汁を含ませる。「墨の色紅深く見えけるは—・めつつかけばなるらん」〈続詞花・戯花〉
ふとう‐たんぱくしつ【不凍蛋白質】
生体内において、氷の結晶成長を抑え、凍結を防ぐはたらきをもつたんぱく質の総称。1960年代に、南極に生息するノトセニア科の魚の血液から初めて単離され、その後、昆虫や身近な野菜・きのこなどから発見...
舟(ふね)覆(くつがえ)りて乃(すなわ)ち善(よ)く游(およ)ぐを見(み)る
《「淮南子(えなんじ)」説林訓から》舟がひっくり返って初めて誰が泳ぎの名人かがわかる。平時には気づかなかった人の才能が、非常時になるとわかることのたとえ。
フランス‐デモ
《(和)France+demo》手をつないで道路いっぱいに広がって行進するデモ。日本では、昭和35年(1960)の安保反対闘争で初めて行われた。
フロリゲン【florigen】
花芽(かが)の分化を引き起こして、花を咲かせる植物ホルモン。1937年に旧ソ連のチャイラヒヤンがこのホルモンの存在を提唱し、フロリゲンと名付けた。長い間その正体は不明だったが、2009年に日本の...