ふで‐おろし【筆下ろし】
[名](スル) 1 新しい筆を使いはじめること。「年賀状を書くために—する」 2 初めて物事を行うこと。「ゴルフの—」 3 男子が童貞を破ること。
ふで‐はじめ【筆始め】
1 初めて書くこと。書き始めること。 2 正月の書き初め。《季 新年》
筆(ふで)を染(そ)・める
1 初めて書く。また、書き始める。「未経験の小説に—・める」 2 筆に墨汁を含ませる。「墨の色紅深く見えけるは—・めつつかけばなるらん」〈続詞花・戯花〉
ふとう‐たんぱくしつ【不凍蛋白質】
生体内において、氷の結晶成長を抑え、凍結を防ぐはたらきをもつたんぱく質の総称。1960年代に、南極に生息するノトセニア科の魚の血液から初めて単離され、その後、昆虫や身近な野菜・きのこなどから発見...
ふどう【不動】
歌舞伎十八番の一。元禄10年(1697)江戸中村座の「兵根元曽我(つわものこんげんそが)」で市川九蔵(2世団十郎)が演じたのが初めとされる。寛保2年(1742)の「雷神不動北山桜(なるかみふどう...
フニャディ‐じょう【フニャディ城】
《Castelul Huniade》ルーマニア西部の都市ティミショアラにある城。14世紀初めにハンガリー王カーロイ1世が建てた城を、15世紀半ばに摂政フニャディ=ヤーノシュが自身の居城として改築...
舟(ふね)覆(くつがえ)りて乃(すなわ)ち善(よ)く游(およ)ぐを見(み)る
《「淮南子(えなんじ)」説林訓から》舟がひっくり返って初めて誰が泳ぎの名人かがわかる。平時には気づかなかった人の才能が、非常時になるとわかることのたとえ。
フバル【Hvar】
クロアチア南部、アドリア海に浮かぶフバル島の港町。同島南西岸に位置し、本土のスプリトやコルチュラ島とフェリーで結ばれる。長い間、ベネチア共和国の支配下におかれた。旧市街には聖ステパノ大聖堂、ベネ...
フランス‐デモ
《(和)France+demo》手をつないで道路いっぱいに広がって行進するデモ。日本では、昭和35年(1960)の安保反対闘争で初めて行われた。
フロリゲン【florigen】
花芽(かが)の分化を引き起こして、花を咲かせる植物ホルモン。1937年に旧ソ連のチャイラヒヤンがこのホルモンの存在を提唱し、フロリゲンと名付けた。長い間その正体は不明だったが、2009年に日本の...