こんじゃくものがたりしゅう【今昔物語集】
平安後期の説話集。31巻。現存28巻。源隆国や覚猷(鳥羽僧正)を編者とする説があるが、未詳。12世紀初めの成立。天竺(てんじく)(インド)・震旦(しんたん)(中国)・本朝(日本)の3部に分かれ、...
こんどう‐こうか【近藤効果】
磁性をもたない金属に磁性材料をごく少量添加した希薄磁性合金の電気抵抗が、温度低下に伴って対数的に増大する現象。この現象が現れる温度を近藤温度という。昭和39年(1964)、近藤淳が初めて理論的に解明。
こんな
[形動] 1 話し手、または、そのそばにいる人が当面している事態や、現に置かれている状況がこのようであるさま。このような。「世の中に—ひどい事があっていいのか」「—に親切にしてもらったのは初めて...
コンフィデンシャル【confidential】
[名・形動]公開しないこと。内密であること。また、そのさま。「初めから—のつきまとった蔵相会議」「—レター」
コンベヤー‐システム【conveyor system】
コンベヤーを用いた流れ作業方式。材料・半製品をコンベヤーによって運び、作業能率を高めて、大量生産を可能にする。20世紀の初めに米国のフォード自動車工場で初めて採用した。
こん‐ぽん【根本】
[名]《古くは「こんぼん」》 1 物事が成り立っている基礎になるもの。おおもと。「生き方の—にかかわる問題」「考え方が—から違う」「問題の—は別のところにある」 2 物事のおこり。「世の乱れ初...
こんりん‐ざい【金輪際】
[名] 1 仏語。大地の最下底のところ。大地がある金輪の一番下、水輪に接するところ。金輪奈落。 2 物事の極限。ゆきつくところ。「逢ひ初めし時の誓文を—と思ひつめ」〈浄・薩摩歌〉
[副] 1...
コーカンド‐ハンこく【コーカンドハン国】
《Kokand Khan》18世紀初め、中央アジアのシルダリア上流域に建てられたウズベク族の国。都はコーカンド。1876年、ロシアに併合された。
コールダーホールがた‐げんしろ【コールダーホール型原子炉】
天然ウランを燃料とし、減速材に黒鉛、冷却材に炭酸ガスを使用する原子炉。1950年代に英国で開発・実用化されたもので、日本の東海発電所1号炉はこの改良型。名称は、この原子炉を初めて導入したコールダ...
ゴアルディ‐モスジッド【Goaldi Masjid】
バングラデシュ中部の町ショナルガオンにあるイスラム寺院。15世紀末から16世紀初めに建造。ムガル帝国時代以前の数少ないモスクの一つとして知られる。外壁面に唐草文様の装飾が残っている。