ウラン‐ばくだん【ウラン爆弾】
1 ウラン235を使用した初期の原子爆弾。 2 まわりをウラン238で包んだ水素爆弾。多量の放射能を放出する。超ウラン爆弾。
ウルク【Uruk】
西アジア、メソポタミアにあった古代都市。現在のイラク南部の都市サマーワの東約40キロメートルに位置する。現代名ワルカ、シュメール語名ウヌグ、旧約聖書ではエレクの名で登場する。都市の守護神はイナン...
ウルトラ【(英)・(ドイツ)ultra】
[語素]名詞の上に付いて、過度の、極度の、超、などの意を表す。昭和初期には急進的の意で、よく使われた。「—エゴイスト」「—国家主義」
ウルトラモダン【ultramodern】
[形動]超現代的。昭和初期の流行語。
ウン‐シャン
《(ドイツ)schönに打消しのunを付けた和製語。美しくない、の意》美人でないこと。不美人。昭和初期に流行した学生語。→シャン
ウンスン‐カルタ
《ウン(um)は1、スン(sum)は最高の意のポルトガル語》ポルトガルから伝わり、江戸初期に流行した天正カルタを日本化したもの。札数は天正カルタが48枚だったのに対して75枚に増えた。トランプに...
え
1 五十音図ア行の第4音。五母音の一。前舌の半閉母音。[e] 2 平仮名「え」は「衣」の草体から。片仮名「エ」は「江」の旁(つくり)。 [補説]五十音図ヤ行の第4音としても重出。ただし、平安初期...
えいがいってい【詠歌一体】
鎌倉初期の歌論書。1巻。藤原為家著。弘長3年(1263)または文永7年(1270)ころの成立か。和歌の実践論・本質論などを説き、平淡美を主張したもの。八雲口伝(やくもくでん)。えいがいったい。え...
えい‐きょく【郢曲】
1 中国の春秋時代、楚(そ)の都、郢で歌われた卑俗な歌曲。転じて、はやり歌。俗曲。 2 平安から鎌倉初期の歌謡の総称。平安初期には神楽歌・催馬楽(さいばら)・風俗歌・朗詠をさし、中期に今様、後期...
えいらく‐せん【永楽銭】
1 中国の永楽帝の時代に鋳造された銅貨。「永楽通宝」の文字を鋳出している。室町時代に輸入され、江戸初期にかけて標準的貨幣として流通した。永楽通宝。永楽。永。 2 紋章の一。1をかたどったもの。