すうち‐かい【数値解】
ある与えられた方程式について、数値計算によって近似的に求められた解。微分方程式については、初期値を与えることで数値解が得られ、オイラー法やルンゲ=クッタ法などの手法が知られる。近似解。→厳密解
すうち‐よほう【数値予報】
天気予報の方法の一。大気の運動などを方程式で表し、現在の状態を初期条件として将来の状態を知ろうというもの。高層気象観測・コンピューターの発達により実用化。→アンサンブル予報
すえつぐ‐ぶね【末次船】
江戸初期、末次平蔵が安南や台湾などとの貿易を行った朱印船。
すえよし‐ぶね【末吉船】
江戸初期、末吉孫左衛門が徳川家康の朱印状を受けて、タイ・フィリピン・安南などに貿易のために渡航した大船。
すが‐がき【清掻/菅掻/菅垣】
1 和琴(わごん)の手法の一。全部の弦を一度に弾いて、手前から3番目または4番目の弦の余韻だけを残すように、他の弦を左指で押さえるもの。 2 江戸初期の箏(そう)または三味線で、歌のない器楽曲。...
スキミング‐プライシング【skimming pricing】
新製品の市場投入の初期に高価格で販売し、徐々に低価格にする価格戦略。高価格でも購入する上層が顧客として得られ、高収益で、早期に投資を回収することが可能。上澄み吸収価格戦略。上澄み価格戦略。⇔ペネ...
スクーナー【schooner】
2本以上のマストに縦帆を装備した西洋式帆船。18世紀初期にアメリカで建造。幕末の日本で建造された君沢形(きみさわがた)もこれに属する。
スケリッグ‐マイケル【Skellig Michael】
アイルランド南西部の大西洋上にある島。7世紀頃に聖フィオナンが修道院を開き、10〜11世紀には聖ミカエルをまつる聖堂が建てられた。16世紀に修道院は閉ざされたが、アイルランドの初期キリスト教時代...
すげがさ‐ぶし【菅笠節】
江戸初期に流行した唄。一節切(ひとよぎり)・箏(そう)・三味線などに合わせて歌われた。
スタップ‐さいぼう【STAP細胞】
新たな万能細胞として平成26年(2014)1月に理化学研究所の研究者らが発表した細胞の名称。発表直後から数々の疑義が指摘され、有識者による調査の結果、同年12月に同細胞の存在は否定された。 [補...