まえ‐ぶり【前振り】
元服前の男子の、前髪をつけた姿。「あったら—を惜しきは常の人ごころ」〈浮・伝来記・八〉
まえ‐ぶれ【前触れ】
[名](スル) 1 前もって知らせること。事前に通告すること。さきぶれ。「—してから訪ねる」 2 何か事が起こるのを予想させるような出来事。前兆。「大噴火の—」
前(まえ)へ倣(なら)え
自分の前にいる者にならえ。縦隊の列などを整列させるときの号令。
まえ‐ぼけ【前暈け】
写真で、被写体に焦点を合わせた時に前景がぼけること。また、そのぼけを効果的に利用すること。→後暈け
まえ‐まえ【前前】
ずっと前。かねて。以前。「—からの約束」「—から気になっている」
まえ‐み【前身】
「前身頃(まえみごろ)」の略。
まえ‐みごろ【前身頃】
衣服の身頃のうち、前の部分。まえみ。⇔後ろ身頃。
まえ‐みつ【前褌】
相撲で、まわしを締めたとき体の前面で横になっている部分。前まわし。
まえ‐むき【前向き】
1 正面に向くこと。前方に向くこと。まむき。「—に座る」⇔後ろ向き。 2 物事に対する姿勢が積極的、建設的であること。「—に考える」⇔後ろ向き。
まえ‐むすび【前結び】
帯などを前で結ぶこと。また、その結んだもの。→後ろ結び