よあけまえ【夜明け前】
島崎藤村の長編小説。昭和4〜10年(1929〜1935)発表。明治維新前後の動乱の時代を背景に、木曽馬籠宿の旧家の当主、青山半蔵の苦難の一生を描く。モデルは作者の父。昭和28年(1953)、吉村...
よあけ‐まえ【夜明け前】
夜が明ける直前。また、苦難や雌伏の時期が終わり、事態が好転する直前のたとえ。 [補説]作品名別項。→夜明け前
よめいり‐まえ【嫁入り前】
嫁入りする前。女性が結婚する前であること。「—の娘」
よめ‐ごぜ【嫁御前】
嫁を敬っていう語。「謀反の用意をせうとすれば、この—の知りて」〈史記抄・淮南衡山伝〉
りくぜん【陸前】
旧国名の一。明治元年(1868)陸奥(むつ)国から分国。現在の宮城県の大部分と岩手県の一部。
りょう‐ぜん【令前】
大宝令または飛鳥浄御原令(あすかきよみはらりょう)施行以前の時代。
りょう‐まえ【両前】
洋服の上着やコートの打ち合わせを深くして、ボタンを2列につけたもの。ダブルブレスト。ダブル。
れい‐ぜん【霊前】
死者の霊を祭った場所の前。
ろ‐ぜん【炉前】
炉の前。溶鉱炉や焼却炉など燃焼装置の前。「—作業用の耐熱服」「—で読経する」
わけ‐まえ【分け前】
各自に分けて与えられる分。割り前。取り前。「—にあずかる」