しん‐かげりゅう【新陰流】
近世の剣術の一派。永禄年間(1558〜1570)に上泉伊勢守秀綱(かみいずみいせのかみひでつな)が創始。愛洲陰流(あいすかげりゅう)から、または鹿島(かしま)神流から学んだという。門人に柳生宗厳...
しん‐けん【真剣】
[名]本物の刀剣。木刀や竹刀(しない)に対していう。
[形動][文][ナリ]まじめに物事に対するさま。本気で物事に取り組むさま。「将来を—に考える」「—なまなざし」 [派生]しんけんさ[名]...
しん‐けん【神剣】
神から授かった剣。また、神に供える剣。
三種の神器の一である天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)(草薙剣(くさなぎのつるぎ))のこと。
しんけん‐しょうぶ【真剣勝負】
1 本物の剣を用いて勝負すること。 2 本気で勝ち負けを争うこと。また、本気で事に当たること。
しん‐こくげき【新国劇】
大正6年(1917)沢田正二郎が、歌舞伎と新劇との中間をいく新しい国民演劇の創造を目ざして結成した劇団。剣劇と大衆劇を中心に、島田正吾・辰巳柳太郎らが活躍したが、昭和62年(1987)に解散。
しんごじゅうばんしょうぶ【新吾十番勝負】
川口松太郎の時代小説。昭和32年(1957)から昭和34年(1959)にかけて「朝日新聞」に連載。将軍徳川吉宗の落胤(らくいん)である青年剣士を主人公とする活劇で、映画化もされた。続編に「新吾二...
しんしゅうてんまきょう【神州天馬侠】
吉川英治による少年向けの長編冒険小説。武田勝頼の遺児、伊那丸を中心とする少年剣士たちが、武田家再興を目指して戦う姿を描いた娯楽活劇。大正14年(1925)から昭和3年(1928)にかけて、「少年...
しん‐たい【神体】
神霊が宿っているものとして神社などに祭り、礼拝の対象とする神聖な物体。古代では山岳・巨岩・大木などが神体または神の座として考えられたが、今日では鏡・剣・玉・鉾(ほこ)・御幣・影像などが用いられる...
しん‐とう【新刀】
1 新しく鍛えて作った刀剣。あらみ。 2 江戸時代、慶長年間(1596〜1615)以降に作られた刀剣。→古刀 →新新刀
しんとう‐りゅう【新当流】
1 剣術の流派の一。近世、常陸(ひたち)鹿島の塚原卜伝(つかはらぼくでん)が創始。鹿島新当流。卜伝流。 2 馬術の流派の一。近世、近江(おうみ)彦根の神尾織部吉久が創始。悪馬新当流。