くふう‐ざい【駆風剤】
腸管内にたまったガスを排出させる作用のある薬剤。駆風薬。
くんえん‐ざい【燻煙剤】
加熱によって煙霧質となり、殺虫・殺菌の効力のある薬剤。
くんじょう‐ざい【燻蒸剤】
常温で気体の状態で作用させて殺虫・殺菌をする薬剤。建物を密閉して用いる。クロルピクリン・酸化エチレン・臭化メチルなど。
けいこう‐ざい【経口剤】
口から摂取する薬剤。錠剤・散剤・カプセル剤・シロップ剤などがある。経口薬。
けいこう‐ひょうはくざい【蛍光漂白剤】
蛍光染料で、染料そのものは無色であるが、繊維などに染色して青い蛍光を発し、黄ばみを補色によって打ち消し、白く見せる効果のあるもの。
けっかんしんせい‐そがいざい【血管新生阻害剤】
癌細胞(がんさいぼう)に酸素や栄養を供給する異常な血管の増殖を抑制する分子標的薬。ベバシズマブやソラフェニブなどがある。
けっちゃく‐ざい【結着剤】
食品の形状を保ち、保水性を高める食品添加物。カゼイン、リン酸塩などが知られ、ハム、ソーセージ、魚肉練り製品などで利用される。安定剤。糊料。
けつあつ‐こうかざい【血圧降下剤】
⇒降圧剤
けつえき‐せいざい【血液製剤】
輸血用や治療用に、人間の血液から製する薬剤。全血・血液成分・血漿(けっしょう)分画の各製剤に分けられる。
けんい‐ざい【健胃剤】
胃の運動や胃液の分泌を促進させる薬剤。食欲不振・消化不良に用い、ゲンチアナ・センブリなど苦味のあるもの、桂皮など芳香のあるもの、胃酸を補う酸剤がある。健胃薬。