わり‐ごめ【割(り)米】
ひき割った米。こごめ。
わり‐ざ【割(り)座】
正座の状態から両すねを開き、尻を床につけた姿勢。
わり‐ざい【割(り)材】
酒を割って飲むための炭酸水や果汁などのこと。
わり‐ざや【割り鞘】
刀の鞘の差表(さしおもて)と差裏の色が異なるもの。「三尺五寸ありける—の太刀脇にはさみて」〈長門本平家・一〉
わり‐ざん【割(り)算】
[名](スル)ある数が他の数の何倍であるかを求める計算。除法。⇔掛け算。
わり‐した【割(り)下】
《「割り下地」の略》だし汁に醤油・みりん・砂糖などの調味料を加えたもの。
わり‐じょうゆ【割り醤油】
生醤油(きじょうゆ)をユズなどの果実酢やだし汁で割ったもの。
わり‐ぜりふ【割台詞】
歌舞伎で、二人の人物が、関連のある長い文句をおのおの別の思いの独白として交互に述べ、最後の一句を唱和する演出。
わり‐だか【割高】
[名・形動]品質や分量に比して高価なこと。また、そのさま。「—な(の)家賃」「ばらで買うと—になる」⇔割安。
わり‐だけ【割(り)竹】
割った竹。特に、丸竹の先端を細かく割ったもの。夜番が引きずって歩いたり、罪人をたたくのに用いたりした。われだけ。