わりだけがた‐せっかん【割(り)竹形石棺】
古墳時代の石棺の一。竹を縦に二つに割ったような形に中をくり抜いて作ったもので、身と蓋(ふた)とからなる。
わり‐だし【割(り)出し】
1 割り出すこと。「原価の—を急ぐ」 2 結論を出すこと。「犯人の—に全力を注ぐ」 3 裁縫で、ある部分の寸法から他の部分の寸法を算出すること。 4 相撲のきまり手の一。片手でまわしを引き、他方...
わり‐だ・す【割(り)出す】
[動サ五(四)] 1 計算して結果を出す。算出する。「坪単価を—・す」 2 ある根拠に基づいて推論し、結論を導き出す。「遺留品から犯人を—・す」
わり‐ち【割地】
1 区分した土地。 2 江戸時代、一村の耕作地を一定期間ごとに分割して村民に割り当て、期間が来ると割り当てなおす習慣。年貢負担の均等化などのために行われた。地割り。割り替え。
わり‐ちゅう【割(り)注/割り註】
本文中に、2行にして組み込んだ注釈や解説。
わり‐つぎ【割(り)接ぎ】
接ぎ木の一。台木に切り込みをつけ、くさび形に削った接ぎ穂を差し込んで固く縛り、活着させる方法。
わり‐つけ【割(り)付け】
印刷で、仕上がりの体裁を考えて、活字の大きさ・書体や字配り、図版・写真の寸法・配置などを指定すること。レイアウト。
わり‐つ・ける【割(り)付ける】
[動カ下一][文]わりつ・く[カ下二] 1 割り当てる。割り振る。「仕事を—・ける」 2 割り付けをする。「カットを体裁よく—・ける」 3 勢いよく断ちわる。「ずーんと脳を—・けると」〈円朝・真...
わり‐づか【割り束】
下端が二つに割れて人字形をした束。法隆寺金堂などにみられる。
わり‐と【割と】
[副]「割に」に同じ。「病み上がりにしては—元気だ」「—うまい」