おくり‐がな【送り仮名】
1 言葉を漢字を使って書き表す場合に、誤読を避け読みやすくするために、その漢字に添える仮名。「明かり」「明るい」「明ける」「明らか」の「かり」「るい」「ける」「らか」の類。送り。 2 漢文の訓読...
おそろ【恐ろ】
[形動]《形容詞「おそろし」の語幹から出た近世江戸語》 1 恐れ入ったさま。「この白紙(しらかみ)したためおき、水にひたせばみな読める。こりゃ—だ」〈浄・矢口渡〉 2 恐ろしいさま。「あれ—の有...
おたがい‐に【御互いに】
[副]「互いに」の美化語。「—助け合う」
お‐つめ【御詰】
1 茶会で、亭主を助けて、正客への茶碗などの取り次ぎ、待ち合い、その他のあと始末に気を配り、茶事を円滑に進める役。末客。詰め。 2 茶を製した茶師の名。詰め。
おてつだい‐さん【御手伝いさん】
雇われて家事の手助けをする女性。従来の「女中」の言い換え語。
おとこ‐だて【男伊達/男達】
男としての面目が立つように振る舞うこと。強きをくじき、弱きを助け、命を捨てても信義を重んじること。また、そういう人。侠客(きょうかく)。「頼まれて嫌とは言えぬ—」
己(おのれ)達(たっ)せんと欲(ほっ)して人(ひと)を達(たっ)せしむ
《「論語」雍也(ようや)から》自分が目的を遂げようと思うときは、まず人を助けて目的を遂げさせる。仁ある者は事を行うのに自他の区別をしないことをいう。
およばず‐ながら【及ばず乍ら】
[副]十分にはいかないが。人の手助けをするときなどに謙遜(けんそん)していう語。「—お手伝いいたしましょう」
オレステス【Orestēs】
ギリシャ神話で、ミケーネ王アガメムノンとクリュタイムネストラの子。姉エレクトラの助けを受け、父を暗殺した母とその情夫を討って復讐(ふくしゅう)を遂げた。
かい【介】
[常用漢字] [音]カイ(漢) ケ(呉) [訓]すけ 1 物の間にはさまる。「介意・介在」 2 間に入ってとりもつ。「紹介・仲介・媒介」 3 そばに付き添って助ける。世話をする。「介錯(かいしゃ...