ツェナー‐こうか【ツェナー効果】
pn接合の素子に逆方向の電圧をかけても、ある電圧以上で電流だけが増加し、電圧はほぼ一定に保たれる現象。トンネル効果の一種であり、定電圧整流回路に必須のツェナーダイオードに利用されている。米国の物...
デトリオ‐こうか【デトリオ効果】
絶縁体に埋め込まれた蛍光体が、交流電場の作用で発光する現象。1937年フランスのデトリオ(Destriau)が発見。
デモンストレーション‐こうか【デモンストレーション効果】
個人の消費が、自己の所得だけでなく、周囲の人々の消費水準や消費行動によって影響を受けること。
でんき‐じきこうか【電気磁気効果】
磁場を加えると分極が生じ、電場を加えると磁化が生じる現象。酸化クロム、酸化チタンなどで見られる。磁気電気効果。ME(magnetoelectric)効果。
デンバー‐こうか【デンバー効果】
半導体や導体の一部に光を当てると、物体中に電圧が発生する現象。光起電力効果の一種。光拡散効果。
とうし‐たいこうか【投資対効果】
⇒アール‐オー‐アイ(ROI)
とうしょ‐こうか【島嶼効果】
⇒島嶼化
とくしゅ‐こうか【特殊効果】
⇒エス‐エフ‐エックス(SFX)
トムソン‐こうか【トムソン効果】
導体の両端を異なる温度に保って電流を流すと、ジュール熱のほかに、熱の吸収または発生を生じる現象。電流の向きを逆にすると、吸収と発生の関係も逆になる。1851年、W=トムソン(ケルビン)が発見。
トンネル‐こうか【トンネル効果】
量子力学で、粒子が自分の運動エネルギーよりも大きなエネルギー障壁を、山のトンネルを通るようにして通り抜ける現象。粒子の波動性による量子力学的現象。エサキダイオードはこれを利用したもの。量子トンネ...