けつまくか‐しゅっけつ【結膜下出血】
結膜の毛細血管が破れて内出血した状態。白目の部分が赤くなる。外傷や急性結膜炎、くしゃみや咳などが原因で起こる。動脈硬化・高血圧・糖尿病・貧血・白血病などの全身疾患に伴って起こる場合もある。出血は...
けつりゅういそんせい‐けっかんかくちょうはんのう【血流依存性血管拡張反応】
血流の増加に伴って血管が拡張すること。止血後に血流を再開すると、血管内皮細胞が刺激され、血管拡張物質である一酸化窒素を放出し、血管が拡張する。動脈硬化の検査に用いられる。FMD(flow-med...
けつりゅういそんせいけっかんかくちょうはんのう‐けんさ【血流依存性血管拡張反応検査】
血流の増加に伴う血管の拡張率を測定することで、血管内皮細胞の機能を調べる検査。動脈硬化の早期診断に用いられる。FMD検査。→血流依存性血管拡張反応
ケルセチン【quercetin】
リンゴ・茶・タマネギなどに含まれる黄色色素で、フラボノイドの一種。染料・酸化防止剤のほか、動脈硬化や高血圧などの予防に効果があるとされ、健康食品に用いられる。クエルセチン。
げんぱつせい‐はいこうけつあつしょう【原発性肺高血圧症】
心臓から肺に血液を送る肺動脈の血圧が高くなることで、心臓と肺の機能に障害を引き起こす病気。原因は不明。比較的若い人に多くみられ、早期に治療しないと数年以内に死亡することが多い。「肺動脈性肺高血圧...
コイル‐そくせんじゅつ【コイル塞栓術】
動脈瘤や動静脈瘻(どうじょうみゃくろう)などの病変部にプラチナ製の細く柔らかなコイルを充塡することで、動脈瘤の破裂を防いだり異常な瘻孔(ろうこう)を塞ぐ治療法。血管内治療の一つ。
こう‐か【硬化】
[名](スル) 1 物がかたくなること。「動脈—」「—セメント」⇔軟化。 2 意見・態度などが強硬になること。「組合の態度が—する」⇔軟化。 3 取引で、相場が上がり気味になること。⇔軟化。
こうかんしんけい‐せつ【交感神経節】
中枢の交感神経から出たニューロンが、末梢へ向かうニューロンと交代する所。脊柱の両側に二十数対あるほか、腹大動脈などにもある。
こうげん‐びょう【膠原病】
人体の結合組織中の膠原線維(こうげんせんい)に特殊な変性の認められる一群の病気の総称。リウマチ熱・慢性関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・全身性硬化症・皮膚筋炎・多発性動脈炎など。自己免疫が原...
こう‐こうつうどうみゃく【後交通動脈】
内頸動脈と後大脳動脈を連絡する動脈。Pcom(posterior communicating artery)。