けん‐じゅう【犬戎】
古代中国の西戎(せいじゅう)の一。殷(いん)・周・春秋時代に陝西(せんせい)省方面で勢力を振るったが、秦に圧迫されて衰えた。犬夷(けんい)。昆夷(こんい)。
けん‐とう【圏套】
1 鳥や獣を捕らえるわな。また、策をめぐらすこと。 2 縄張りのうち。勢力圏内。「学術の事は、務めて俗流を支配する官等位階の—を脱せしむるに如かず」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉
けん‐ぺい【兼併】
[名](スル)他国の土地などを自国の所有として併合すること。「勢力強大なるものが小国を—するは当然の道理で」〈魯庵・社会百面相〉
けん‐もん【権門】
1 官位が高く権力・勢力のある家。また、その家の人。「—に媚びる」「—勢家」 2 権力のある人への賄賂(わいろ)。「主人(ぬし)も屋敷勤め故、多くは役人衆への—に厭と言はれぬ仲間の付き合ひ」〈伎...
けんもん‐せいか【権門勢家】
権力や勢力のある家柄。けんもんせいけ。
げきじょうがた‐せいじ【劇場型政治】
単純明快なキャッチフレーズを打ち出し、マスメディアを通じて広く大衆に支持を訴える、ポピュリズム的政治手法。敵対勢力を悪役に見立て、自分は庶民の味方として戦いを挑むといった構図を作り上げ、国民の関...
げっし【月氏】
中国の戦国時代から漢代にかけて、中央アジアで活躍した遊牧民族。民族系統は不詳。前3世紀ごろモンゴル高原の西半から西域、甘粛西部にまで勢力をのばしたが、前2世紀ごろ匈奴(きょうど)に追われ、主力は...
月前(げつぜん)の星(ほし)
他の勢力に圧倒されて、影が薄くなっているもののたとえ。
げん‐さい【減殺】
[名](スル)《慣用読みで「げんさつ」とも》少なくすること。減らすこと。また、減ること。「勢力を—する」「興味が—される」
げん‐せい【現勢】
現在の勢力・情勢。「世界の—」